Mermaid and Crocodile-ki2

キッシュ焼いてみました。

パイ生地は冷凍パイシートを使ったので

料理下手の私にも出来るくらい簡単。


どうせ作るなら、自分好みにしようと思い、

マッシュポテトにサワークリームとブロッコリーをゆでたのを

混ぜて、それをパイに敷き、その上にサーモンの薄切りをのせて

チーズは日本で一番ポピュラーなプロセスチーズをのっけました。


Mermaid and Crocodile-ki1


一番めんどくさかったのが、サーモンを薄切りにすること。

フィンランドでは日本のように小さい切り身では売ってなくて

400g~の皮付きのままの塊が売ってるので

自分で切り身にして、それから皮をはがします。


鱗まで取ってたらあまりにも手間なので、皮ごとはがして捨てます。

それも切り身6枚分くらいはがしてると結構な手間ですが

魚は普通のスーパーでは鮭の切り身パックくらいしか売ってないので

選択肢はありません。魚コーナ

ーのある大きめのスーパーだと

ヒラメやスズキ、マグロも売ってます。


マグロは一度ネギトロ丼にして食べたら

途中で断念するほど、生臭くてまずかったううっ・・・。。。

最近中国でマグロの消費が上がり

日本が独占していたおいしいマグロが中国に流れ始めて

価格が上がった、というのをテレビで見た事を思い出しました。


そう言えば先日おばあちゃんのところでバーベキューをした時

茄子ナスを見たおばあちゃんが

「えーっと、これ何て名前だっけ?」と言ってました。

以前はフィンランドには無かったんでしょうね、茄子。

日本では2010年度、ミシュランの星を獲得したレストランは東京197軒(!)

京都大阪では147軒(!)、その数合わせて344軒(!!)もあります。

フランス全土では558軒もありますから、それだけあっても

不思議は無いのですが、日本では東京版が2008年から

始まったばかりですので、矢張り驚異的な数です。


とは言え、日本のレストランは味、見た目、繊細さだけではなく

サービスもインテリアも素晴らしいレベルだと

誰もが認めるところだと思います。

料亭?の、あの敷石の敷かれた細い道を通って

靴を脱いで、個室で専属の仲居さんに運んでもらって食べる

あの贅沢さ、他の国にはちょっとないものです。

ただお値段も非常にお高く、諭吉さんを何人も連れてかれるはずです。


フィンランドには、ミシュランスターのレストランがヘルシンキに

5軒だけ。2つ星のレストランが1軒、1つ星が4軒のみ。

日本だとどこに行こうか迷い、敷居もお高いように思いますが

ミシュランスターのレストランも5軒だけとなると

じゃ、そのどれかに行こうか、選ぶのも簡単です。

何のことはない、我が家の伝家の宝刀日本刀をばっさり抜いて

会社からもらったランチクーポンの余りで食べにい行っただけです。ハハ。


Mermaid and Crocodile-luomo

luomo という、アンティークショップが点在する辺りのレストランです。

日本だと、キラキラフレンチキラキラって感じでレストランの外観はこじゃれてるものと

相場が決まってますが、そこはフィンランド、装飾はありません。


入ってびっくりしたのが、インテリアが何もない。

ほんとに椅子とテーブルのみ。

フィンランドは一般家庭でもインテリアは超あっさりで

壁中ところ狭しと額に入れた写真や絵を飾るイタリアとは正反対。

レストランは更に内装があっさりしてて、壁に絵がかけてあるくらい。

テーブルクロスも白、お皿も白。


レストランは1室のみで、テーブルが日本人もちょっと驚く狭さで

隣あってました。週末はテーブルが予約で一杯になるレストランなので、

出来るだけ席を多めにとってあったんだと思いますが

ウエイターさんが早足で歩くので、その度に隣の席のワインが

波打っとり青波 ライン用ました。サービスが細かくないフィンランドでは

日本のレストランのようにウエイターさんは張り詰めていません。


しかも今日は24度なのに、暑い。

ウエイターさんのシャツが汗でびっしょり。

ドアは開けっ放しになってましたが開閉の出来る窓がなくて、

エアコンもありません。ニットのざっくり半そでジャケットを着てましたが、

暑さに耐えかねて脱ぎました。モスグリーンのシルクのキャミで、

下着っぽいし紐が細くて金太郎みたい金太郎やんけー!!でも、しょうがない。


今日は記念日大盤振る舞いの、7品80ユーロのフルコースなので

上着を着たまま食べたら絶対汗をかくはず。

食事中に狭い席でもぞもぞ上着を脱ぐのはかっこ悪いし。


Mermaid and Crocodile-amuse


座るとすぐに、アミューズが出てきました。

やったね!スプーンフード?です。食べてみたかったんだよね。

薄いビスク?クラッカーの上とスプーンの上のは、

ザリガニとロブスターの中間のような、フィンランド人が

よく食べる甲殻類のシュリンプカクテルみたいなものです。


ショットグラスの中のジュースも、甲殻類味。

グレープフルーツと割ってあって、ジュレ入りでおいしい!


Mermaid and Crocodile-fungi


スフレのような舌触りのマッシュポテトの上や周りに、

かもめ食堂でもたいまさこがトランクに詰め込んでた

カンタレッリやキノコがのってます。


Mermaid and Crocodile-ahven

スズキにカッテージチーズ、黒パンのカリカリパウダー入りのスープ。


Mermaid and Crocodile-mustikka


ここで生まれて初めてのハト肉登場。

前から鳩肉、食べてみたかったんです。

お味は鴨をもっと脂っこくした感じ。

ビーツのみぞれやベリーをのせて食べるとすっきりした味わいに。

チェリーの下にはワインのソース。

チョコムースのようなのは、レバーパテにピノノワールの赤ワインを

使ったもの。ソースが本当に凝ってます。

ソースは手がかかり過ぎて家庭であれこれ作れないので

女性は外食する時に、凝ったソースがあれこれかかってると

ん、食べに来た甲斐あり!と思います。

Mermaid and Crocodile-robstar


これはサーモンにロブスターのソースのかかったもの。

出たもの全てすっごくおいしかったのですが、これもほんとにおいしかった。

特にロブスターソースの匂いは、かぐだけでもおいしいかぐわしさ。


Mermaid and Crocodile-awayukikan


箸休め?に何だか和の雰囲気のものが。

全部ミントで作ってあるそうですが、白い部分は

日本の淡雪羹そっくりでした。


Mermaid and Crocodile-pork

ここでやっとお肉登場。豚のリブと、首のお肉です。

日本のお肉と違って、生臭みのある肉なので

ほんの少しで十分です。ちょっとラフテーみたいな感じかな?

右側の首肉を食べて、びっくり。

上にのってる緑のものが紫蘇だった!!

紫蘇は日本にしかないものなので、

シェフ、やっぱり和食を取り入れてるね!

しかも真ん中に麺まで。これが豚肉のソースとあいまって

口の中は正に中華。こんなとこで中華麺をいただくとは。


Mermaid and Crocodile-vesimeloni


お口直しにショットグラスで出てきたのが、スイカの炭酸ジュース。

私は胡瓜がダメなので、これはパスしました。

罰当たりめ。


Mermaid and Crocodile-gelato


もうほんとに満腹です。おなかが心配ですが

ちゃんとしたデザートがあまりないフィンランド、

当然全部いただきます!

この、黒のシフォンケーキみたいのにジェラート添え、

いまいちでした。シフォンケーキが甘ったるすぎたのは、

甘さ控えめ大好きの日本人だからかな。


Mermaid and Crocodile-tiramis


これがとうとう最後の一品、ティラミス。

おいしくいただきました。

もうおなか一杯。限界手前です。

3時間以上かかった、フルコースディナーでした。

この満足感、何ヶ月も引っ張れます。笑


私はめったにこんなとこに来るわけではないので

一皿一皿写真にとっていたら、隣の若いカップルの男性も

触発されたのか、一枚だけ写真撮ったら、

暗めの店内でフラッシュがピカーっayaと光り、彼女に

「フラッシュたかなくてもいいやん」って、ぼそっと言われてました。

お客は全員男女ペアでした。

男性は雰囲気ハンサムの清潔感のある服装に

連れの女性は背が高い30代のスラリ美女が4組ほど。

うちは。。うーん汗お化粧きちんとしてアクセもつけちゃった

シルクキャミの金太郎すかね。


Mermaid and Crocodile-paluu


帰りは、おいしいものをいい雰囲気の中でおなか一杯に

食べた満足感にひたりながら、宵の道を走りました。

10時なのに、もう薄暗くなってます。

日の暮れるのが凄い速さで早い時間になって来ました。

あんなに暑かったのに、8月の半ばから

例年通り初秋がやってくるのでしょうか。

寂しい。だから今この瞬間を満喫しよう。



Mermaid and Crocodile-redcurrant


おばあちゃんの家は、夏と冬では全く雰囲気が違いました。

中でも、庭に一杯ベリーがなっていて、近くに寄って見るまで

全然気づかなかった!


Mermaid and Crocodile-redcurrant2


レッドカラントの実がピカピカのつやつやキラキラになってました。


Mermaid and Crocodile-redc


日本だとケーキの上にのっかってますよね。

ルビーのように綺麗で、見るとテンション上がりますアップ

味はすっぱめ。

Mermaid and Crocodile-white currant


こっちは色ちがいのホワイトカラント。


Mermaid and Crocodile-wild strawberry1


これ、なりかけのちっちゃいイチゴだと思ってたら、

これで熟れてる状態の、ワイルドストロベリーでした。

日本では見たことありません。


Mermaid and Crocodile-wild starwberry2


口に入れてみると、甘いmogu*!!

普通のイチゴの味と違う!初めての出会い。

うまく表現出来ませんが、甘みもしっかりあるし

華やかな味が口に広がります。

Mermaid and Crocodile-rasberry


これはなりかけのラズベリー。

ラズベリーとブルーベリーは森で自由に採れます。

なってる場所を知らないとダメですが、ヌークシオなどでは

簡単に見つかると思います。


フィンランドの森になってるブルーベリーは、

いわゆるブルーベリーとは違って、もっと小さく酸っぱいもの。

マフィンに入れてみたところ、相性はいまいち。

大きくてもっちりした甘いブルーベリーは、

露天でもよく売られてますが、外国産でお値段も数倍。

やっぱり日照時間が長い所で手をかけて栽培しないと

糖度が高くならないんでしょうね。





博物館を見学する中で、一番「ほほぅ」と感心したのが

ガイドのおばあちゃん達。


Mermaid and Crocodile-lace


このおばあちゃんはレース編みの実演をされてます。

手で編むんですね!


Mermaid and Crocodile-solmi

家にこんな作業をしてるおばあちゃんが居たら素敵ですね。

Mermaid and Crocodile-hihna


こちらのおばあちゃんも外で何か編んでる様子。


Mermaid and Crocodile-hihna2


白樺の編んだ靴履いてる人、初めて見た!


Mermaid and Crocodile-kassi


おばあちゃんは、ポシェットの紐を編んでたんですね。


Mermaid and Crocodile-itomaki


この糸巻き、ペーターのおばあちゃんが使っていたような。

日本でもありましたよね、こういうの。

具合が悪くて金づちで修理中。



Mermaid and Crocodile-ompelu


何て可愛いおばあちゃんでしょう。

若い女性が実演しても、この家がこんなに素敵には見えないし

適材適所とはこの事ですね。

しかし、昔のフィンランド女性は色んな手作業が出来たんですね。

そう言えば、私のおばあちゃんも手で浴衣縫ってくれたっけ。

大人になったら、あんな直線距離が長いもの

縫うのがどんなに大変か想像出来ます。



Mermaid and Crocodile-ukko


おじいちゃん達は外の仕事。

これは古い木をスライスする機械です。


Mermaid and Crocodile-saapaat


これは珍しいブーツ!

初めて見かけるものです。




今回、博物館を見てて「良い!」と思ったのが、

当時の洋服の展示。これはセウラサーリには無かったもの。

Mermaid and Crocodile-tavalinen vaate


これ、きっと普段着だったんでしょうね。

スイスやオランダと似てますね


Mermaid and Crocodile-mummon vaate


ガイドのおばあちゃん、衣装がとっても似合ってます。

今じゃ年配の女性もランニングに短パンの男女同じ格好ですが

やっぱり民族衣装?は、年配も若い女性も素敵に見せてくれます。

着物だって、若い女性の良さも、年配の女性の良さも

うまい具合に引き立てますよね。

時代は進歩して全てが良くなったように思いますが

今じゃ世界中の人がどんどん同じ服装をするようになって

ちょっとつまらなく思います。

特にインターネット、更にH&Mのようなファストファッションが

現れてから、本当にフラットになりましたよね。



Mermaid and Crocodile-mekko


このワンピース、素敵でした。地味ですが着る人の顔立ちを

整えて見せてくれる感じです。


Mermaid and Crocodile-haat


ショーケースの中の白いドレスは、きっと花嫁衣裳でしょう。

やっぱり花嫁衣裳は、大事にとってあったんでしょうね。


Mermaid and Crocodile-hattu


これはまた布の柄と仕立てが見事にマッチしてます。

自慢の一着だったに違いありません。


Mermaid and Crocodile-keinu

鉄製の乳母車。

タイヤが細くて、雪使用の今の太いタイヤとは全然違います。


Mermaid and Crocodile-nakke


これはまた古そうな人形です。

こういう実際の人間からかけ離れてない人形の方が

ごっこをするには楽しそう。



Mermaid and Crocodile-bratz



ブラッツ、子供から見たら綺麗なのかな~

でも200年たったらこれが博物館にあるかも。