私が「これが切実に欲しい」と思う電化製品は、日本の冷蔵庫、空気清浄機、
ディフューザー、ヘアードライヤー、ドラム式洗濯機、
メニューの書いてある電子レンジ、揚げ物用の温度調節機能つきの
IHクッキングヒーター、その上に設置する電気換気機。
どれも切実に何度も「欲しい・・」と思ったものばかり。
ドライヤーはこっちでも色んな種類がありますが、
ヘッドを変えるときのはめ口の噛み合わせが悪く、
ダンナがどんなに引っ張ってもびくともせず、
ヘッドの交換が不可能になってしまい、お蔵入りになってます。
はめにくいは外しにくいわで、あまり使ってなかったのに。。
ドライヤーは冷風機能がついてるものが極端に少ないし、
ついてても冷たくないわ弱いわで、うんざりします。おまけに大きくて重い。
日本女子で腕力の無い私は、手が痺れて肩が凝ってどうにもなりません。
冷蔵庫はとりわけ遅れた分野です。うちの冷蔵庫は霜が出来ます。
電気屋さんの冷蔵庫売り場に並んでいる冷蔵庫を見ても、
これと言った機能が付いてる物はありません。
デザインも色も工夫ゼロ。「機械」な感じ。
さて、フィンランドのバスルーム事情ですが、とにかく「狭い」。
日本人から見ても、狭くて狭くてしょうがいない程です。
これは私の家じゃありませんが、うちのバスルームはバスタブがありません。
それは小さ過ぎて置けないから。「バスタブの置けない小ささ」が、
フィンランドの通常のバスルームのサイズなのです。
ぎりぎりでも置けるバスルームは、標準より大きめです。
これが90㎡くらいの大き目のマンションでもそうなのです。
その位の大きさのマンションになると、サウナがよくついてます。
でもバスルームはきっちきちのサイズ。
洗面台、シャワーを浴びる区画、洗濯機と、日本人もびっくりの
ギュウギュウ具合。今、うちは引越しを考えていて、
不動産会社のネットで物件を検索してるんですが
こんなバスルームのアパートが多くて、頭が痛い。
バスルームは日本人の私にとっては、
癒しの場所でなくてはなりません。
これでは追いたてられてるようで、長居出来ない。。
これは2台とも洗濯機の様に見えますが、1台は乾燥機のはずです。
昨日まで、「何でフィンランド人は2台洗濯機持ってる人が時々いるんだろう・・」
と思ってましたが、1台は乾燥機な事を今日知りました。
日本ではドラム式の洗濯機は、乾燥の機能も当たり前に付いてます。
でも、フィンランドではこれが現状。
フィンランドこそ、日本のドラム式洗濯機が必要な国のはず。
日本みたいにキッチンに洗濯機が納まると、スペースも広がるはずですが
温水管で暖房を入れるフィンランドでは、配管が非常に大きな問題です。
イタリアで最初に住んだアパートのバスルームはこんな感じでした。
一軒家の2階を借りて住んでたので、これよりも広いくらい
大きなバスルームでした。広すぎて、冬は寒かった・・
家主さんの住む1階には、勿論別のバスルームがあります。
イタリアでは家族で住むマンションにも、普通バスルームは2つはあります。
私の知人の家はバスルームが3つに、トイレも一つ、洗濯部屋も地下にあり
それぞれ大きく綺麗なタイルが張りめぐらされ、それは綺麗でした。
こういうシャワーボックスも付いていて、冬は震えながら浴びた事を
思い出します。イタリアは冬のガス代暖房費用が高いのが難点でした。
10年くらい前は、やっとエアコンが上陸した感じだったけど、今はどうかなー?
日本みたいに夏はカーッと暑く冬はさっむい国なので
エアコン売れると思うけどな~。
次に住んだ街中の2ルームマンションのバスルームはこんな感じ。
シャワーボックスは無く、湯船の中でシャワーを浴びます。
イタリアだからビデは標準装備。
バスルーム一つ見ても、イタリアはライフスタイルの美しい国です。
フィンランドの方が年間所得平均はだいぶ上のはずですが、
美しい家に住み、エレガントに装い、美味しい物を食べているのは
間違いなく、イタリア人です。
もっとも、洗濯機でガンガン洗えるカジュアルな衣料を家族全員がまとい、
普段は出来合いの物を食べ週末だけ料理する
太陽に恵まれない国のフィンランド人の精神は本当に強靭で、
自らを内側から幸せにするタフさがあります。
イタリアはうんざりするぐらい「クラッシコ」な国なので
若い人達の間には閉塞感が渦巻いています。
文化も歴史も凌駕する、建国100年未満の民の精神力の強さ、
それは太陽に愛されたかの地、イタリア人には無いもの。
にしてもこのバスルームを味わったあとの、フィンランドのバスルーム、辛すぎ。
ヨーロッパも色々ですな。