今日はイースターだと言うのに仕事だった。
息子だけはダンナの両親に連れられて、車で4時間のひいおばあちゃんの
住む田舎の家へ。電話で聞いたところによると、1歳9か月だがおそらく
3か国語が毎日飛び交う我が家の環境のせいかまだしゃべれない息子は
「ヘビは?」ときかれると「シーシー」などと答える芸を披露し
拍手喝さいを浴び、注目を集め、王子様待遇にご満悦らしい。
今月は週末に仕事にあまり入れなかった為、月給がちょっと寂しい額だったので
休むわけにもいかず、未だに9日連続勤務の疲れが抜けきらないまま頑張った。
今迄仕事のシフトを断った事は一回もないが、何となく限界まで
頑張ろうみたいに、ついつい働いてしまうこの日本根性。。
10時から勤務で、今日は暇なはずなのに意外とお客さん来るやん・・などと
思いつつ11時半を回ったころ、美人だがイマイチ仕事に身が入らないリズと、
47歳だが新入りのターニャがいきなり、「ツナ子、私達二人とも具合悪いから
帰るわ」と、のたまうではないか。「はああ~~?」とききかえすと、
「バイトの代打くんに電話したら、来てくれるって」と言う。
おいおい、どんだけ今週この代打君呼びつけてんねん。
しかもこの代打君がうちの店に招聘された為、代打くんが本来
働く予定だったイタリアブランドは店番が一人きりになった。
しかもイタリアブランドと同じショッピングセンターに入っている
スーツケースの店の女の子が、風邪で熱があっても、
イタリアブランド店やスーツケース店のスタッフが休憩の際に
どうしても人が要るので、帰らず仕事をしていた。
他の2店舗にも迷惑を平気で掛け、だらっとした体調に
むち打てないからという理由で帰って行ったリズとターニャ。
フランスブランドの店は、みなが自分勝手すぎるのである。
代打くんには、ちゃんとITサポートの本業の仕事があり普通に
週5日働いてる。代打君は仕事が全然出来ないが
非常に性格が良く、お金を稼ぎたいと言う純粋な目的の為に、うちの店の
バイトに物凄く入りたがる。でもこのよわい25歳の代打くん、1年くらい前に
そこそこの大病を患い、風邪を引いても大事になってしまいこの冬も
一度入院する羽目になったほど、免疫系が悪い。
病気のせいでこの小麦粉王国でグルテン食べられないほどなのだ。
帰って行った二人は「3人のうち、普通に体調がいいのはツナ子だけね」
とのたまわった。「そんな事無いんだって、めっちゃ疲れてるし」と言い返すも
ターニャは働き始めて2か月の間にもう4回病欠を取った強者だ。
しかも毎回3日は休む。今週は「目が炎症おこしちゃって・・」と
目をしばたたかせ、勤務中なのに椅子に座り、3日休んだのである。
今日も「目、はれてるでしょ」と言っていたが、ぜんっぜんはれてなかったし
「子供かよ!」とつっこみたくなった。私はおおっぴらに言わないだけで
足→背中→肩と痛くなり、頭痛がする程疲れ切っているのだ。
店長の父親が亡くなり、店長がモスクワに帰郷した今週、
ダレにダレ続けターニャは今日も椅子に座っていた。
店長がいないから勤務態度を変えるとか、私はそういうの大嫌いだ。
いい客だろうが悪い客だろうが、同じ水準をキープするのが
プロで大人で人としてありたい方向なのだ。
だいたい勤務中に椅子に座ったりしたら、自分が嫌になるから
やらないだけで、家ではマッサージしたりヨガをしたりして、
体調管理をちまちまとしているのである。
ターニャはこれで働き始めて2か月で、5回目の病気休みである。
この先ちゃんと仕事続ける気あるんだろうか。
亡くなった叔父さんの家を売る遺産が半分入って来ると
今日言っていたので、それが入れば働く気が無いのかもしれない。
兎に角二人とも「さいなら~~」と言わんばかりに帰ってしまい
代打君と二人でまったり店番かな~と思いきや、
マレーシア華僑が「何の群れ・・?」と思う程わらわらと
入店してきた。これがまた60歳越えの老人ばかり15人はいて、
アジアに比べてどんなに価格が安いか説明しても
「そんな事無い」とか本気で言う。やれ展示してない新しい
バッグを持って来いだの、メイドインチャイナだったら買わないなど
わがままを色々と言い、おじいちゃんは「あの~この店の
トイレ貸してもらえる?」と言う始末。お断りしたがおじいちゃんだと
こっちが気をつかってしまう。笑。
こんな事きいてくるの中国系だけだがおそらく私にはきき易いと思われる。
他にも人の話をきかず、何度言っても免税の額を忘れては疑ったり、
華僑は相変わらず「私これ買う」と連れの友人が購入を決めたバッグを
「同じ物をくれ」と伝染を発症させる。
老人だけに決断に長時間を費やし、生産地をいちいちチェックしたが
それぞれみんな結構な額を購入し、今月一番多いかも?くらいの
売り上げが出た。今日で今月も終わり、昨日までヤンツェクと並んでいた
私の売り上げがまた一番多くなったが、だからと言って3か月前に時給を
上げてもらったばかりな為、また時給上げてくれとは言えないし
何の為に頑張っているのかもよくわからないのであるが、
中国人相手に販売攻勢をかける事に悦びを感じてしまう自分なのであった。