思い返せば | 竪琴(ライアー)奏者 CERENA official blog

思い返せば

思い返せば。


今まで何度も、そこに留まっても幸せだったと思う。


言葉を綴るのが好きで、

そうゆうことをしていってもよかったかもしれない。


お芝居を観たり、演じたりする機会があって、

そうゆうことをしていってもよかったかもね。


歌うことを選んで、ちょっとがんばってみたけど、

そのままやめちゃっても、問題はなかったのかも。


別れを切り出して、わざわざ大変な道を選択しなくても、

充分な幸せがあったかもしれない。


もし別れを切り出されなくて、

ずっとその生活の中にいたら、

それはそれで、私なりの道を見つけたかもしれない。


それでも、私は止まれずに、

ずっと進んできた。


今だってそうだ。


今だってずいぶんと恵まれて、

人に必要とされているのを感じて、

とてもラッキーでいられる。


私はずっとラッキーだった。


それでも、私は止まれずに、

進むんだ。


これは、私の性分でもあり、

結局のところ、使命でもあるんだと思う。

もう、今はすごくそこを信じている。


なんだか、抱えきれなくて、

全部投げ出したいような衝動にかられることもあるんだけど、

そんなことしないのは、自分が一番よくわかってる。

抱えきれない気がするのは、この一瞬だけで、

次のとき、私は、それをひょいと超えているんだ。


投げ出してどうするの?

今も未来も?

自分で決めたのに?

そうしたいはずなのに?


そうそう。

どうもしないんだ。

そうしたいはずのに、プレッシャーかけてどうするよ。

と、誰かが言う。



朝から晩までいろんな感情に出逢って、

マイナスに傾いているときは、

上手に失敗を招きいれるもんだから、

少々打撃をうけて。


でもどこかのタイミングで持ち直して、

また明日への活力になる。


それって、結局いつも音楽だったりするけど。



それで私は、数多の幸せ中継地点には留まらず、

必要なだけ、導かれているのを実感しています。