ヴァイオリンの先生をしていると、ヴァイオリンを習うのはお金持ちの家の子、というコメントをよく、いただきます。
確かに、そういう方も多いですが、私はそうではなかったのでまあ、いろいろなのなのですよ。
やってみたい!という気持ちで、選択肢のひとつにしてみてくださいね。
ヴァイオリンを習うとすると、必要なものは、楽器。
ヴァイオリン本体、弓、ケース、肩当て、松ヤニ。お手入れの布など。
お子さんですと、身長や腕の長にあわせてサイズ変更がありますね。
それから、テキスト。楽譜ですね。
1200~4000円程度。進んで行けば、新しい物を用意していきます。
一年に一冊進むか、それよりもゆっくりかもしれません。個人差あります。
あと、練習で使う譜面台は、あると良いです。折りたたみで、安い物では500円くらいからあります。
そして、先生につくのであれば、お月謝。
こんな感じでしょうか。
発表会に出ることがあれば、発表会費用や、オシャレ着も、必要になるかもしれませんね。
楽器は、初心者セットで、5.6万円くらいの物がよく、出ています。中古も、さがすとありますので、子供の頃は、そういった物を使うというのも方法のひとつにありますね。
知り合いの方にお借りしたり、譲ってもらう、というのも、あります。
また、小さい頃から良い物を使い、響きや音色の美しさを意識させる、その方が弾くのも楽しい、ということも、あります。
先生選びも、通いやすさ、通ってもらう、人柄、厳しくか、楽しくか、お月謝の額、個人か企業か、音楽大学付属か、などいろいろです。
その辺りは、ご本人、ご家庭の方針ですね。
スポーツでも、道具がたくさんいる物もありますし、お金持ちの、とくくらず、可能性のひとつと思っていただけたら、と思います。