出張を前に、連日夜遅くまでの仕事が続いています。
昨晩、深夜に帰宅すると、机の上に布カバーがかかった何かが置かれていていました。
布をめくると、香りが良いスズランと、息子ぴーちゃんの名前、そして2羽の小鳥さんの絵にチョコが。
青い小鳥さんは、涙を流しながら、「ママ」と言っていて、下の黒い鳥さんも何か喋っているのですが、文字は読めませんでした。
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その1日前に、私も夫も用事があり、息子ぴーちゃんをベルリン郊外に住む義母に預けなくてはならなくなりました。
その時、泣き叫びながら息子ぴーちゃんが
ママおねがい、何でもするから!ママと一緒にいたい。
プレゼントもあげるし、絵も描くから!
と電話口で懇願してきました。
気持ちがグラつきながらも、自分の体をぎゅっと締め付け、
「どうしても無理なんだよ」
と言い聞かせ、電話を切りました。
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そんなことがあったので、この絵を見たとき、
青い鳥は、息子ぴーちゃんで、私を想いながら泣いて、どんな想いでこの絵を描いたのかと思うと、胸が張り裂けそうでした。
夜中に声を殺して泣いてしまいました。
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翌朝、息子ぴーちゃんと朝食のとき、恐る恐る、この絵について尋ねました。
すると、ケロっとした顔で、
青い鳥は、おっちゃんだよ。
おっちゃんがママに会いたいって泣いているの。
黒い鳥は、モーリッツじーちゃんだよ。
死んで黄色じゃなくなったんだ。
ママ、スズラン綺麗でしょ?
森でパパと集めてきたんだよ。
いい香りでしょ?
ママにプレゼントだよ(^_^)!
わたくし、再び食卓で号泣しました。
今度は喜びというか、息子ぴーちゃんの思いやりへの涙です。
出張前は、毎回午前様続きで、ぴーちゃんには本当に可哀想なことをしてしまっています。
幸い、夫が1ヶ月の長期休暇に入っており、毎日二人で飛び回ってくれています。
せめて日本に滞在中は、周囲の協力を得て、息子ぴーちゃんにとってキラキラとした思い出を一つでも多く作ってあげたいと思います。
とりきち
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■イベント内講演タイトル
「愛する鳥と最期まで ~ドイツの介護問題への取り組み~ 」
「愛する鳥と最期まで ~ドイツの介護問題への取り組み~ 」
■講演の内容
皆さんは、自分の愛鳥が老齢、病気、怪我で体が不自由になったとき、身の回りの用品が使えず、困ったことはありませんか?
皆さんは、自分の愛鳥が老齢、病気、怪我で体が不自由になったと
ドイツでの鳥たちは、老いも若きも、体にハンデがあろうと、皆が一緒に暮らす傾向があります。
それは、群生の鳥は仲間と暮らし、鳥の社会性を保つことが大切だという考えが根付いているからで、
体が不自由な鳥を隔離、孤立させない取り組みがされています。
講演では、「介護」にスポットをあて、ドイツ人の考え方、鳥との共生、ドイツの鳥たちの暮らし方をご紹介してまいります。
鳥の一時預かりボランティア組織
BIRDSITTERS