※今日は長文です。
先日、札幌の小鳥玩具店 宇里の佐藤さまと、LINE電話で初めてお話させていただきました。想像した以上の穏やかで、小鳥への愛に溢れた方で、障害を抱えたり、病気、高齢で、ハンディキャップを抱えた鳥も、健常な鳥も、皆、生活を楽しむことができるという同じ思いで、お話できました。
落ちないブランコについても、先日いただいたビデオでの試作品をもとに(お見せできれば良いのですがアップロード方法がわかりません^^;)、二人のさらなる意見を加え、さらに、これまで互いにお客さまや読者さまから頂いたご意見、ご要望も出し合って、年明けに、試作品をドイツまでお送りいただけることになりました。
この会話の後すぐに、ドイツでのハンディキャップを抱えた鳥との暮らしについて、まとめた記事を探し、翻訳しながらご紹介していくことにしました。時間の制約で、少しずつのご紹介となります。
この分野のドイツでの情報はかなり豊富です。私も部分的に見聞きし、さーっと読んでいましたが、翻訳していくことで頭に一文字、一文字がしっかりと入ってくるようでした。
ドイツと日本では、人と鳥の住環境は違いますので、一概に書かれている内容が正しいまたは適しているわけではありません。しかし、鳥と暮らす者としての心構えは同じです。
急に鳥が、ハンディキャップを抱えてしまったときに困らないよう、皆さんなりに参考にしていただければ幸いです。
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WPマガジン 2017年5・6月号 pp. 56-60.
写真・テキスト:Gaby Schulemann-Maier
※ドイツのオンラインサイト Birds Onlineの運営責任者
Keine Angst vor Herausforderungen: Wie Sie Einstieg in die Handicap-Vogelhaltung meistern.
心配無用!ハンディキャップのある鳥との暮らし
ある日突然、大切な鳥が不慮の事故で体に障害を負ってしまったら、飼い主である私たちは大変ショックな状態に陥ります。
そして、そこから始まるであろう、ハンディキャップを抱えた鳥の面倒を看る責任に、恐れおののくことになります。しかし実際は、思ったよりも複雑ではありません。鳥とともに、新しい生活に臨んでまいりましょう。
鳥と暮らすことは素晴らしい趣味ですし、鳥たちは人に喜びをもたらします。もし手作りの木のオモチャを作り、そこに美味しいおやつを隠し、鳥が見つけた場合、見ている側も嬉しくなるものです。そうしながら人は、鳥との結びつきを感じるようになり、幸せだと感じます。
しかし、いつしかこうした幸せな瞬間は終わりを告げ、鳥はハンディキャップを抱えてしまうことがあります。場面別に、まとめました。
①放鳥時、鳥が気づかぬままに羽根を折ってしまい、残りの生活を飛行不能な状態で送らざるを得なくなってしまった。
②別の鳥が鳥の目を傷つけてしまい、失明につながってしまった。
③仲良しの鳥同士が、ある日ケンカをして怪我をしてしまい、後遺症が残ってしまった。
④仲良しだった鳥が死んでしまい、残された鳥が孤独となり、新しい仲間探しがうまく行かず、体の不自由な鳥しか見つからなかった。
飼い主は、こうした新しい状況に置かれてしまい、不安に駆られます。そして自問します。私は一体、ハンディキャップを抱えた鳥たちをきちんと面倒見ることができるだろうか?
そして、彼らのために適した空間を用意できるだろうか?こうした状況は、往々にして突如起こるため、飼い主は非常に混乱した精神状態に置かれてしまい、冷静な判断ができなくなってしまいます。
しかし、一人で悩む必要はありません。
現在、インターネットの世界では多数の掲示板があり、同じ境遇の鳥たちと暮らす愛鳥家同士が交流する機会がありますし、情報サイトも充実しています。さらにSNSを通じて、簡単に情報をシェアすることも可能です。
鳥とハンディキャップ、
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