2008年 ぷぷベスト(後編) | とりきちTagebuch

とりきちTagebuch

ドイツ・ベルリンから鳥好きの とりきちが、
一緒に暮らす鳥達、家族、ドイツの鳥事情を日記につづります。

皆さん、年末をいかがお過ごしでしょうか?
昨日に引き続き、2008年のブログの中で、
ぷぷベスト(後編)をお届けします!

ぷぷにとって、2008年は
クラウスとケンカしながらも楽しく過ごした年でした。
病気一つせずに、ゴンちゃん一筋だったぷぷ。
少し色っぽくもなりました(笑)

ぷぷが大好きで、応援してくださった皆さん、
どうもありがとうございました。

とりきちTagebuch
見てってね~
by ユーレイぷぷ
***
2008年7月14日掲載

開脚ぷぷ


ぷぷは、昔から変わった格好をするのですが (たとえばぷぷ寝 )、

とくに最近、クラウスの影響 が色濃い格好をするようになって、

とりきち、頭をかかえています汗

それは・・・

             ずばり 開脚

あのぷぷが!と思われるでしょう?

たとえば・・・

         これ。

とりきちが差し出した ぷぷ掻き用の棒です。

でも、これはまだ可愛いもので、

これなんか・・・

  クラウスそっくりです(T・・T)

あぁ、可愛いぷぷよ。 なんでこんなになってしまったの!? おーん、おーん。

ある日のことです、部屋にかけてある「止まり木コーナー」で、

ぷぷとクラウスはそれぞれ、くつろいでいました。


ゴンちゃんの頭に脚をのっけて、身づくろい中の ぷぷ。

そのまま・・・

   ゴンちゃぁ~んラブラブ
ゴンちゃんカキ。

でも その後、違った光景が とりきちを待っていました。

静かになったなと思い、見に行ったら・・・


( ̄□ ̄;) げっ



けっこう大きくなります   すっぷ~

ぷぷ、開脚したまま眠っています、ゴンちゃんに片足かけて、アゴのせて・・・


      すぷすぷすぷ・・・・


ちょっと大きくなります    ぷぅ・・・


ぐるぐると回り続ける止まり木コーナー。 

そこで開脚しながら眠る ぷぷ・・・。

とりきち、開いた口がふさがらず、しばし立ちすくみました。


         ぱち。
あ、ぷぷが起きた!


         ぐり。

今度はゴンちゃんの頭でセルフカキカキをはじめました・・・


       ・・・・・・・・・

止まり木コーナーは、ぐるぐる回り続けます・・・

開脚したままのぷぷ。


下から覗いてみました・・・・・



そんなぷぷの後ろで、クラウスはぐっすりお昼寝中^^;


***
2008年8月11日掲載

ぷぷ グラビア特集




                  週末のぷぷクラ

月曜日ですね~。

今日はいつも、ぷぷとクラウスを応援してくださっている

ファンのみなさんへ感謝の気持ちをこめて、グラビア特集をします♪

今日はぷぷ! 

ちょっとお色気ある、ぷぷの表情や仕草を満喫してください・・・。



鳥カゴの中から外を眺めるお顔。

・・・ぷぷ、何を考えているの?



お次は、ニンジンぷぷにんじん  舌出しちゃっています^^;

夢中な顔が好き。

ぷちぷちぷち・・・・



ぷぷのお尻が・・・ ふわふわです♪

お次は、グルーミングぷぷ!



あんよをキレキレしています♪



毛づくろいを始めました~



腹毛全開!!   (//▽//) ・・・


       ?
ぷぷ、腹毛に止まり木が埋もれているんですけど・・・・


     つつつ・・・



     つつ~・・・



    つつ~・・・

クチバシの裏丸見えです^^; 体やわらかいですね、鳥さんは~

ぷぷ、何だか色っぽいね~


あの、ちょっとすみません・・・・

もしもし?


          みなさん、
  ぷぷちゃん、本当は怖いんですよ~


おや蔵臼さん! どう怖いの?

ちょっと前のことです・・・。



私たちは毛づくろいしていました・・・。

突然、ぷぷちゃんが・・・・


         ぐわっ

がぶ。


ぎゃ~!!



別の日です。




大好きなソリさんで、エサを食べていました。



ばばばっ



がぶっ!

     ぎゃぁ~!!



しどいでしょう!?

ぷぷのブログなのに、同情を買う蔵臼

***
2008年9月24日掲載

ヤナギの橋と腹ベタぷぷ(後編)



今日は、橋の下の腹ベタぷぷの後編をお届けします♪



金網にお腹をつけるのでは冷たかろうと、
とりきちは、昔ぷぷが使っていた 鍋つかみマットを敷いてみました(^^)

ぷぷの反応はいかに?



         べた~
快適なようです^^;



さらにリラックスモードへ突入! ほっぺ毛全開!!
おモチのようです・・・・

その後、ぷぷはポジションを反対にして、
引き続き腹ベタモードへ・・・


    どうも~、ぷぷです。

ぷぷね、


       幸せなのラブラブ

そんな声が聞こえてきます。


       ・・・・・・・・

       すぷ~・・・・

安心しきった、ぷぷの顔。

こんな光景は、いつぶりでしょう。
ぷぷが一羽時代に見せていてくれた姿そのままです!

マットのことを感覚で覚えているのでしょう、きっと。
反対側に回ってみると・・・



アザラシ? トド? オットセイ?!

ともかく、スゴイ格好です☆  

しばらくして、ヤナギの橋をそーっと取ってみました。



それでも、伏せのポーズをゴンタと取る ぷぷ!
昔のように、ゴンタを頭に乗せても・・・

      喜んでいます

でも、昔と違うのは・・・



一応、マダム顔になること(笑) ぷぷ、大人になったね~(笑)

そしてゴンタは、年を取りました^^;

ヤナギの橋の登場で、
昔の頃のぷぷに出会ったかのような1日でした。

最近はエサ皿で眠ることはあっても、今日の写真のように
マットの上で、心底くつろぐ姿は見れなくなっていました。

とりきちには、ぷぷが闘病中だった2007年春の光景が
走馬灯にように思い出され、
今回のぷぷを見ていて、胸がいっぱいになりました。


ぷぷは当時、ゴンタ、チビという仲間ができて、
とてもとても喜んでいました。

それまでは一人ぽっちで寂しげな表情ばかりでしたので、
ぷぷの表情の変化に、とりきちは ただ驚いていていました。


2007年4月撮影

ぷぷとゴンタ、そして弟のチビは、

起きているときはいつも一緒。そして眠るのも一緒でした。


同じく2007年4月撮影


そんな頃のぷぷが今回、突如として、再びとりきちの前に現れて
嬉しくて嬉しくてたまりませんでした。

大人になったぷぷ。 

でも、昔と変わらない姿を見せてくれぷぷに、心から感謝です。

クラフープで頑張ったクラウス同様、
最近落ち込むことが多いとりきちへ、

ぷぷからの嬉しいプレゼントのように思えました。


***
2008年9月6日掲載

ぷぷとの出会い

クラウスへ

いつも、ぷぷと一緒に過ごしてくれていて、ありがとう。
でも最近、焼きもちがすごいよね^^;

とりきちは嬉しいのだけれど、それが元でぷぷとケンカはしないで欲しい。
もっと ぷぷのことを知ってくれたら、
ぷぷと仲良くできるんじゃないかと思うの。

                    ***

どうして、とりきちが今、ぷぷとクラウスと暮らしていると思う?

2年ほど前、ベルリンにいたとりきちは、
日本に置いてきた、セキセイインコのゴンタとチビのことを
毎日のように思い出して、ベッドで泣いていたの。
ゴンチビそっくりのぬいぐるみを抱いて。

それまでも、植物園で野鳥に会いに行ったり、
アパートの中庭に遊びに来る野鳥を観察したり・・・・
出会った野鳥のイラストを日記に残したりしていたんだよ。
とにかく鳥が好きでね~

ちょうどその頃、色々と生活に悩みがあって大変だったんだ。
大学でも沈む毎日だったとりきちに、ある日友人のぺトラが


鳥を飼ったらどう?


って勧めてくれたの。

ベルリンで鳥を飼うなんて!と即否定したんだけれど、
ある日、アパートの窓辺で、1時間近くも中庭の野鳥を
見つめている自分に気づいて、

やっぱり、セキセイインコを飼おうか・・・

と、思うようになって。
これが初めて、セキセイインコとベルリンで暮らそうと思った瞬間。

                    ***

本当に悩んだけれど、どうやってセキセイインコを探せるかだけでも
調べはじめたら、あるベルリンの運営サイトで
セキセイインコの里子を探せることが分かったの。

毎日、見ているうちに、ある日

「セキセイインコ、あげます。無料!鳥カゴつき!」

と書かれた掲示を見つけたの。

それが、ぷぷだよ。
当時はドイツ語のピュッピという名前でだったけれどね。

なんで無料なんだろう?
って、すごく気になって、友人のマハに付き合ってもらって
まず飼い主さんに会いにいったの。

そうしたらね、すぐに分かった。
病気(疥癬)だったんだよ、ぷぷは。

とても痩せていて、とりきちを見てずっと怯えていたの。
飼い主さんに、どうしてこんな状態なのか聞いたら、

「病気なんかじゃないけれど、どんどん顔が腫れていって・・・」

って。 

聞くと、その飼い主さんは学生さんで、
友人から、ぷぷを3ヶ月前に譲り受けたそう。
セキセイインコのこともよく知らなかったみたいなの。

だから、病気かどうかも分からなかったのね。
しかも、世話が大変で、あまり構ってあげられないしとの理由で
手放すことにしたんだよ、この人は。

ぷぷの顔を初めて見たとき、とてもショックで、
声も出なかったことを良く覚えている。


       とりきち家に来た日のぷぷ

それに体が極端に小さくて、
ガリガリに痩せていた・・・。

手に乗るどころか、暴れて、とりきちを思いっきり攻撃して、
自己防衛をしているインコ。

もう何もかもがショックで、訪れた先で立ちすくんでしまったのを
今でも鮮明に覚えている・・・。

「どうします?」

と飼い主さんに聞かれて、しばらく悩んだ。
だって、そのときは、手乗りの可愛いインコが欲しかったから・・・。

でもね、ここでとりきちが帰ったら、
このインコはどうなるんだろう?
ということが頭をよぎって、
しばらく、ぷぷを見つめながら考えて、
そして決心したんだ。

せめて、病気を治してあげよう!元気にしてあげよう!と。

で、

「引き取ります」

と返事したの。

その日は真冬の寒い日で、
持ってきていた、ひざ掛けに鳥カゴごとくるんで、
バスに乗り込んだの。

バスの中で、ぷぷは鳴き叫んで乗客の人たちを
びっくりさせていたっけ・・・・。

その夜、
インコがとりきちのアパートにいる!というだけで
とても興奮したし、緊張してよく眠れなかった。

翌朝、おそるおそる鳥カゴにかけていた布を取ったら・・・

ぶんぶんぶんぶん・・・

って、乗っていたブランコを180度近くまで、
自分で振っていたっけ^^;
その姿がとても可愛くて大笑いした!
その時、インコがそばにいる喜びを久々に感じたの。

それから、その日にぷぷを鳥かごこと病院に連れていって、
治療が始まったの。

頭にチクって注射を打たれて、本当に治るか不安だったけれど、
通院を続けていくうちに少しずつ、
ぷぷのお顔が変わっていったんだよ。



来た当初は、じーっとして微動だにしなかったぷぷだけれど、
ちょっとずつ、とりきちの存在を認識してくれて、



なんとなく目をあわしてくれるようになっていたの。
病気がよくなるにしたがって、よく動くようにもなってくれたし!

ある日、



ぷぷが初めて手に乗ってくれて、
とりきちは嬉しくて嬉しくて、涙がこぼれた。
足から伝わるぬくもりが、嬉しくて。

それからしばらくして、



ぷぷが、手の上でくつろいでくれるようになって、
鏡の前に一緒に遊びに行くのが日課になったの!

あぁ、インコってこんなに可愛いかったんだと
喜びを噛み締めていたんだよ。

それから、ぷぷとの距離はどんどん近くなって、



毎日のように、ぷぷの仕草を写真に撮るようになった。



そして、ぷぷの羽が少しずつフワフワしてきたころ、
運命の出会いがあったんだよ。


      初対面
この後の展開は、クラウスも分かるよね!

ゴンタに初恋したぷぷは、



      ゴンタから片時も離れないようになって・・・



一緒に鍋つかみマットでお昼寝するのが大好きになった!


毎日見せてくれたこの場面は、とても可愛かった!



ゴンタと一緒に、とりきちの手元で遊んでくれたぷぷ。



お顔がどんどん綺麗になって・・・



2ヶ月くらいして、病気もやっと治ったんだよ!

ぷぷにお顔をよーく見せて!とお願いしたら、


       これでいい?

って^^  ぷぷの病気が完治した!と思った日の写真♪


・・・どう、クラウス?
ぷぷが最初大変だった様子、分かった?

ぷぷはね、たぶん生まれてから長いこと、
一人ぽっちだったと思う。
そして病気になってからは、長いこと、
とても辛い思いもしたんだよ。

最初の頃に見せていた表情、寂しそうだもんね。

だから、



今見せてくれる、こんなお顔を見ると
とりきちは、あの日のころのぷぷのことも
考えて、言いようもないくらい、嬉しくなるの。

え、クラウスはどこかって?
もうちょっと後に、クラウスは登場するんだよ^^

このお話の続きは、またいつかしようね!

                          とりきち

*ブログを始めた当初に書いた記事
ぷぷ出生の謎 」も、お時間があれば、合わせてお読みください♪

***

以上、2008年のぷぷベストをお送りしました。
前編、後編と長い記事を読んでくださり、ありがとうございました!


これからも、ぷぷのこと、
応援よろしくお願いします(*^ー^)ノ
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次回はクラウスのベストブログをお届けします♪
楽しみにしてくださる方、
もう一押しお願いします♪


この鳥さんたちを押して、
とりきち横丁へGo♪
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わたしたちに会いにきてね♪

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前回ブログへのお返事は、
コメント欄に書かせていただきました!