私が今後の人生で
「こういう大人になりたい」
と思うきっかけとなった人達の中で
嘘みたいな人をお一人紹介をいたします。
JTA公認トレーナーの中に
「とんでもない聖人」の方がいらっしゃいます。
(最初に知人からその方を紹介された時の言い回し)
「どこの山で修行したらそうなるの?」
というほどです。その方とのエピソードだけでもいくつも記事に出来ますがその方との会話を1つ。
「私は今まで多くの方のやり方を真似するだけでしたが、最近ここ1.2年あたりで少しずつオリジナルと言いますか、自分なりのやり方の様なものが出来たように感じます。まだまだ勉強不足なので色々とまた教えてください。」
と仰い頭を下げられた事があります。
当時22歳のどこにでもいる新卒社会人の私にです。
しかも本気なんですよ。嫌味とかカッコつけるとかが入る余地がないくらい凄く真顔なんです。
「待ってくれ。ナショナルだよね?トップもトップだよね?」
「あなたのレベルでやっとオリジナリティってどんだけ果てなしないんだ」
「ていうか本当に何も出ないので勘弁してください」
こんなことしか頭の中に出てこなくて
「こちらこそ勉強させてください」
みたいなことしか言えなかったんです。
いや、何を対等に喋ってんの!?
と別れてから猛省しました。
想像出来るでしょうか。
国内でトップアスリートの指導およびサポートをずっと行い、教本なども執筆している方がこんなにも低姿勢でいることです。
(低姿勢というか謙虚というかどう言い表したらベストか分からないのですが、本心であり本気で言ってるいると伝わるんですよ)
この方との出会いは本当に衝撃でした。
同時にこうありたいとも思いました。
何歳でそうなるか自分も分かりませんが
少しずつ近こうと思います。
以下はその方と会ってから私の当時の様子です。
私が今も勉強したり本を読んだりするキッカケになりました。
その方とは週2・3回は会う機会があったのですがその度に「これはどういうことだと思われますか?」とこちらが困る質問ばかりしてくるのです。
(意地悪ではないですよ)
もちろんはっきり答えれる訳もなく、
それっぽく答えることしか出来ませんでした。
「今のままじゃ本当に欲しいアドバイスや知識はきっともらえない」
と感じました。
なので次に会う2日後のオンコートまでに本やら過去の資料から論文を読み漁って、毎日コートで試しては他の方からダメ出しをくらい、煙たがられながらアドバイスを貰いにいきました。
その時思いつく限りの情報収集と実践をしていました。
先輩達の中には
「コーチなんだから本を読むより実践しなきゃ」
「直接聞けば済む話じゃん」
と言われたことがあります。
当時の私の心の中なのですが…
そんなこと言ってる余裕なんかないんだよ!!
毎日毎日朝から晩までレッスンする中で自分の持ってる知識やらアイディアなんてすぐ枯渇するし、
聞きたいことは相手が「自分のレベルに合わせてほどよく調整していただいた話」をしてくれるんだよ!
それですら理解出来ないことがあってその度に
「あ、それはつまり…」と相手に気をつかわせながら説明してもらうことが酷く情けなく感じるんだよ!!
あんたは赤ちゃんに因数分解を教えてやろうなんて思わないでしょうが!そういうことだよ!
by若かりし私の脳内再生
とんでもない聖人の「真逆」みたいな考え方だなぁってしみじみ思います。正直かなりテンパりながら日々を過ごしていました。笑
この考えのおかげなのか性格なのかは不明ですが
やっていく内に程よく自信もつきました。
(オススメはしません)
最初からこんな行動力や思考だった訳ではないです。
社会人になるまでの私は
なんせ勉強は嫌い、運動も出来ない、出来る事なら楽したいのに謎のプライドだけは人一倍高く負けず嫌いでした。
(いまだに未熟ですが…)
そんな時にまぁこっぴどく叱ってくれる人が
いたんですよね。この叱ってくれる方は
別の方ですのでまたどこかでお話します。
私は本当に
人に恵まれながら過ごさせてもらってると
日々忘れないようにしたいです。