限定盤を買って来た。

初めは仕事帰りに渋谷のタワレコにでも寄って買おうかとも思ったが、帰りの電車を考えるとその案は立ち消え、宅配便も残業云々で帰宅時間が一定でない為諦め、結局amazonのコンビニ受け取りとした。手数料等取られながらも2000円近く定価より安く変えるとは便利。

ローソンで店員が店の奥から取り出して来たそれは縦30cm×横40cm×高さ20cmの段ボール箱だった。怯んだ、店員がこれは何だと言うような怪訝な表情を浮かべている。私も敢えて、確認の意味を込めてこれは何だと逆に問いたくなった。私は夏休みの高価な工作キットを頼んだ覚えは無いと・・・。当然これが入る袋も無く、店員がビニール紐を持って来て十字に縛ってくれた。これをぶら下げ、宅配便をコンビニに持ち込む人の逆再生な状態でコンビニを出て帰路につく。

CD二枚組み、DVD、LP二枚組み。

LP収納の為、箱の縦横のサイズは分かる。ダンボールを開けると無駄な高さの空間があった。もっと適切なサイズのダンボールは無かったのかamazonよ、例えばLPサイズの時点を注文した場合、やはりこの高さの箱で来るのか。いやしかし、本来は宅配便で家に届く物なのでコンビニ受け取りはむしろ例外ケースなのかもしれない。しかしこの高さがすっきりしていたら抱えて楽に運べたものを、などとamazonに対しぷんぷんしながらも定価12000円の中身、Dir en greyのUROBOROSを確認する。

限定盤を知らない人にどんな形状かを分かり易く伝えるなら卒業アルバムの一言に尽きる。避けて通れぬ義務教育を受けた者なら卒業アルバムを見た事が無いと言う者は限りなく少ないだろう。この卒業アルバムなる物が学生の自主性に任せた大学と言う場でもあるのが何だか滑稽に思える。尤も私は買ってもいなければ写真も撮っていないが。さて限定盤の外観はまさに型紙のケースに入った卒業アルバムである。まずLPが入っている。これはCDの紙ジャケット版の巨大版である。そしてアルバム(ある意味CDのアルバムと比喩的卒業アルバムのダブルミーニングだね)本体が入っている。これが・・・ここまで書いてこれ以上書くのが面倒になって来た。何故楽曲でなく外観をここまでだらだらと稚拙に書いてるのか自分に疑問が生じて来た。百聞は一見に如かず、適当にブログで誰かがアップした画像を見れば良いだけの話じゃないか・・・。左にディスク三枚、右に歌詞カードが収納されている。この歌詞カードが、歌詞の印刷された紙をホッチキスで留めたペラペラの歌詞カードではない。ちゃんと装丁された本になっている、金がかかってるなぁ。

時間が足りなく何だか慌しい、寝るまでにこのボリュームを消化するには辛過ぎる。何よりそんな気分で聞きたくない、時間に余裕のある時にじっくり聞きたいのだ。とりあえずDVDを見た、新曲一曲とDozingGreenのスタジオライブ。インタビューは飛ばした、今度じっくり見るから。新曲はまた前アルバムとは違う世界、前作がアメリカなら今回は、第一印象は中東、・・・違うか?それっぽい絨毯があったからか。疲れてるんだ。DozingGreenはちゃんと声出てて良かった。ディルのライブは何だかんだで一度も行った事がない。I'llの頃から聴いてるけど一度も、以降と思った事はあったがチケット取れなかったりで一度も行った事が無い。ライブDVDだと最近どうも感情先行でライブでの歌唱力にやや疑問を感じていたが大人しくしていれば歌えるもんだね、見直した。かっこいいなぁ、でもベルトの位置がおかしい。

CDはまだ一曲も聴いていない。聴きたいけどこの慌しさで聞き流すのもどうかという葛藤の渦中。とりあえずMP3にして通勤中に聴こうとPCに取り込むもDiskⅠの13曲目で何度やってもエラーが出る。CdExtraだからか・・・?そういえばCdExtraが見れない・・・GlassSkinのPVっぽいけど、おかしいな。

そもそもCdExtraって何か懐かしいな。DVD普及前の技術と思ってた。ディルだとAin't afraid to dieとか、ムックの何かのオルゴォルのライブ映像とか、Laputaの何かのシングルのPVとか。まだこの技術が使われてるんだね。だったらシングルにDVD付きにとかせずにまとめちゃえば良いのに。メリーのさかしまエンドロールのディスクは面白かったな。レコードみたいに裏面表面があって、ディスク表面で再生すればCDとして音楽が流れ、ひっくり返して裏面で再生すればDVDの映像が見れる。さてこのCdExtraが見れない。昔のパソコンだとマイコンピュータでCD右クリでエクスプローラで見れた気がしたが、ドライブが対応してない?まさかね。明日の仕事中に調べてみるか。取り敢えずDiskⅠの12曲だけとDiskⅡを取り込んで通勤中に聴いて軽く曲を覚えたら土日にどっぷり聞き込むとしよう。だからもう寝よう。今日も4時間睡眠か。

睡眠薬を手に入れるルートは確保出来た。
ハルシオンは無理だけど。
取り敢えず薬瓶に入れて様になる20錠位欲しい。
適法圏内で待ち侘びる。
休日はただ眠っていたい。

昔は楽しかった。
だから今は、少しでも貯金しようと思う。

世の中、金です。

毎晩酒を飲む。

飲みたくて飲んでるわけではないが、

睡眠薬代わり。

これが無いと深く眠れない。

何度も深夜から朝方に目が覚めてしまう。

酒を飲んでも陽気になれない、

似て非なる、破滅的、壊滅的な気分。

または、同ベクトルの対極、陰残、陰鬱の沼に沈む。

睡眠薬を買うか否か、

薬事法か向精神薬取締法の条文を熟読する必要がある。

Kill Myself.

午前七時の目覚ましがなるまで死ぬ。


goodnight

鯨の焼肉を酒のつまみに食す。

哺乳類もなかなか美味しいね。

キャスターはそう言った。

23時にもかかわらず洗濯を終え、

洗濯物を干そうとしていた私の体は、

脱兎の如くテレビの前にサッと動いた。


「これから流れる映像には死体の映像が含まれます。


 しかし、災害の悲惨な現状をありのまま御覧頂く為・・・・・・」


報道精神、世の中奇麗事や綺麗な物だけではないのだ。

タブー視される死、死体。

それらも含めての現実である。


敢えて視聴者のクレームを恐れず死体を流す。

その報道精神に感服し、私の目はブラウン管に釘付けになった。


どんな死体が流れるのだろう・・・

見るも無残な死体、肉は破れ、千切れ、赤茶けた血も黒に変わり・・・

勇敢な報道精神の挑戦を目前に私の胸は高まった。

(決して死体愛好家ではない)


ミャンマーのサイクロンに逃げ惑う人々の姿の後に、

予告の死体の映像が流れた。

横たわる、並べられた幾つもの死体。

だがそこには全身に、死体群全体にボカシが入っていた。

そう、あの素人物AVの出演女優の顔にかけられるあのボカシが。


おそらく死体のプライバシー保護の為だろう。