冬は撮りに出かけないのに

カメラ関係がなぜか欲しくなる季節なのです。

 

 何かの記事を読んでいて、

テレエルマー135mmのことが書かれていた。

 

 以前はテレエルマー135mm、ヘクトール135mmと持っていたが、

あまり使わないので、

RFコンタックス用のゾナ-135mmと

ニコンS用のニッコール135mmだけ残して過去に整理してしまった。

 

 最近気になってまたテレエルマーを探したがけっこういいお値段に

なってきておりびっくりです。

 

 ヤフオクで格安のテレエルマーを入手。

再びのテレエルマー。

黒銅鏡のプロポーションのよいレンズなのです。

ジャンク扱いだったが、クモリやキズもなく状態の良いモノでした。

 1965年製。M3の時代のレンズ。



 

 フードが必須なのですが、IUFOOフードの手持ちがあり、

これは90mmと共用フードで、収納時には逆さに入れて

フードのバネで固定。その上から切り先のついた専用フードをかぶせます。

コンパクトになる優れものなのです。フィルター径もE39で使いやすい。





 

 135mmはあまり使わない焦点距離なのですが、

たまに使いたくなるときがあります。

 

 かんたんにテストで撮ってみました。

 

距離最短1.5m 絞り開放 ISO800

 

ピントはダルマさんの左目に合わせてます。

 

 

撮った画像を見て、うーんとなってしまった。

こんなによく写ったっけ??

 

 小さい画像で申し訳ないですが

 だるまさんの色彩の豊かさ、

コンプラ瓶の質感などよく写っています。

なによりも立体感が良く出ています。

これは細かくなだらかなボケ具合により醸し出された絵です。

 

 元々、レンジファインダーで135mmという画角でフィルム写真を撮る場合には、

M型ライカで撮るにしてもM3が限界で、ピント合わせを慎重にしないと

外す場合が多い。(ここは一眼レフに譲る部分ですね)

 

 一眼レフ用の135mmだと、のっぺらぼうに写るレンズが多いのも事実。

シャープにとれても色が抜けるものが多い。

 

 一眼レフ用で愛用したのは京セラコンタックス用のゾナー135mm/F2.8。

このレンズは艶のある写りで好きでしたね。めずらしく新品で買ってよく使いました。

コンタックスレンズの中でもお安いレンズですが実力は相当なものでした。ちょっと線の太い描写をします。

 

 再びのテレエルマー。

やはりよく写るレンズです。

ライカのレンズとしてはお安いのでおすすめです。