何年ぶりかのオメガ。

良さような出物があり購入。



 

キャリバー344

 全回転式オートマチックモデルが生まれる以前の

ハーフローター式バンパーオートマチックで、「コン、コン、」と独特な振動音がします。

回転は4/3程度で巻きあげていく。

赤メッキ機械でスワンネック式の緩急針調整装置付で高級感があります。



 

 文字盤はオリジナル、風防新品、純正竜頭新品。

日差5秒程度の優れもので、遠くない過去にオーバーホールされたものでしょう。

パッキンもふかふかでした。



 

 舶来品は詳しくないのですが、機械番号から追うと

1953年製(昭和28年)である。

 

この時代の輸入品で、最新型の自動巻なら相当な高級品だったことでしょう。

日本ではまだ自動巻が開発されていない時代です。

 

 さて、ベルトをどう合わせるかが問題です。

皮ベルトが一番かんたんですが、ここはあえてノビノビベルトを選択。

バンビのストック品があったので装着します。

 

 現代では金色ベルトは好みがわかれるところですが、

けっこう時計に合ってるとおもいます。



 

久々の舶来品でテンションがあがったオメガでした。