午後に用事があったので朝一で横浜へ。御苗場2015を開場と共に鑑賞し混雑しているCP+に少しだけ参加し再び東京まで車往復。でも高速が空いていたから快適でした。
さて、御苗場は会場の電灯色の関係からか、おそらくメインの広いブースの展示のほうはカラーの写真よりもモノクロ写真のほうが見やすかった感じがしました。
そして、明るめとか淡い感じで表現した写真よりも、コントラスト・陰影で表現したもののほうが見やすかったし見栄えがしたかな。この辺りは会場設備の関係もあるし難しいところなのでしょう。
1: 本文と関係ないです。たまに絞って青空を撮らないとセンサーごみを見落とすので。
それにしても、皆さん展示会用としてテーマを決めて撮られたこととは思いますが、何百枚あるいはそれ以上?撮られている中から、1点、ないし4点ぐらいを選び出すのも大変ですよね。
素直に仕上げたものからレタッチの比重が高そうなものまで多様でしたが、レタッチやり過ぎると写真というよりグラフィック・アートのように感じてしまうんだよなあ。それでもデジタル写真の時代だからいいのか。価値観は人ぞれぞれですしね。
2:横浜ということで。
個人的には、今回もデジタル写真よりフイルム写真のほうが印象に残った気がします。何故なのだろう。デジタル写真は綺麗(不思議な事に、汚っぽくレタッチしてもそれなりに綺麗に、というか、まとまってしまう‥)な故に、オーディエンスに訴えるという力強さが表現しづらいのかな。
また立体感を出しづらいのかな。もし解像を求めるあまり平坦になってしまうとしたら‥‥悩みどころですね。フイルム写真はプリント向きで、デジタル写真はプリントよりもバックライト液晶とかで鑑賞した方がいいのかな。
※使用カメラ等: Leica M9+Summilux-M 50mm F1.4 ASPH.