こんにちは。
8月最終の日に
チャリティーで
日本テレビを中心に
「24時間テレビ」を
放映するようになって
どのくらい経つのだろう。
萩本欽一さん司会で
毎年、貯金箱を持って
集合した視聴者たち。
当時も今も、この番組は
「感動」のお仕着せだと
嫌って非難する視聴者たちは
多い。
日本テレビは
あのドラマでの原作者への
対応や24時間テレビの
募金の不正な扱いなどなど
相当な
批判非難は集まっていても
それでも
今年も開催する。
なぜだろう?
今年は、生まれ変わるのかな。
では何が
チャリティーらしさなのか
それは素人の私には
よくわからないけれど
少なくとも
お祭り騒ぎよりは
開催中のパラリンピックを
もう少し
取り上げてほしいし
被災地の現状も
きちんと伝えてほしい。
でも、それでは
視聴率が取れなくて
スポンサーが
満足しないのかなあ。
社会貢献をうたってる企業が
この番組に賛同しないなら
やはり
番組づくりに問題があるのか。
どうなんだろう・・・
下の画像は
フリーで見つけました。
今年は、芸人の
やす子さんが走るらしい。
児童養護施設出身の彼女は
施設への
募金を呼び掛けるために
走るとか。
私も、子どもの頃は
母子家庭で
生活保護を受けていた。
奨学金で上の学校へ進めた。
大学卒業後に
払わなくてはならなかった
奨学金返済は
母の再婚相手が払ってくれ
それは本当に感謝している。
そういうわけで
妹も私も経済的にきつい
子どもたちの中でも
かなり恵まれている。
有難い話だが
私は小学校の頃
小児喘息を患っていて
入退院を繰り返し
父のもと母のもとへと
たらい回しに育てられたので
実は
児童養護施設に入所したかった。
妹を可愛がり
父に溺愛されていた私に
敵意と嫉妬と嫌悪感を向ける
母のもとにいるより
施設に入所したかった。
理由は他にもある。
母の旧姓に変わった私と妹に
当時のいじめっ子たちは
「お前ら、結婚したのかよ。」
と、からかわれたから。
今と異なり
昭和から平成の頃って
離婚率は
そこまで高くなかった。
いじめっ子たちは
そこまで理解は
出来なかったのだと思うが
軽い気持ちで
笑われても
当時の妹と私はもう
学校に行けないほど傷ついた。
でも妹を母が慰めても
私は無視され続けた。
家では母や妹ととは
心の距離があったので
飼っていた犬だけが私の
たったひとりの家族だった。
(あの子がいなかったら
私はどうなっていただろう)
いま振り返ると
オトナの私は
子どもだった私を
抱きしめたくなりますね。
よく頑張ったわ。
いのちを絶つことも
何度も考えたけど。。。
そんな私みたいな子は
日本に多く存在している。
苗字が変わったり
引き取られ先が変わったり
あるいは
父親からのDVで
児童相談所からのシェルターに
避難している母子も多い。
少子高齢化社会ですので
生めよ増やせよと
政府が躍起になってますが
既に生まれてる子どもたちが
虐待されたり
虐められたり
居場所がなくなっている。
児童相談所も
既に限界がきているんだろう。
私は経験者なので
親はともかく
オトナたちに守ってほしかった。
そんな子どもたちの
気持ちが痛いほどわかる。
児童養護施設を出た
保護者もおらず
家もない子どもたちが
たった18歳で
どうやって社会に出て
働いていけるのか。
少子化問題の中に
この問題も
取り入れてほしいと
切に願います。
そういう子どもたちが
結婚し子どもを生まないと
少子化社会でどうするのでしょう。
上記に戻りますが
24時間テレビでは
やす子さんが
児童養護施設のために
走るそうです。
多くの募金が集まりますように。
私もほんとに少ないですが
募金します。
色々と問題のある
この番組だけれど
集められた募金や
多くの人の善意を
無駄にしないように
日本テレビにお願いしたいです。
チャリティーって
余裕がある
お金持ちを満足させるために
やるものでもないと思う。
さらに
テレビ局の満足のためでもない。
組織って難しい。
頑張っていても
正論で戦っても
組織の前では無駄になることもある。
でも、
ヤラセだとか偽善だとか
叩かれまくっていても
懸命にこの番組を制作している
出演者やスタッフの皆さんを思うと
応援せざるを得ない。
事故もなく無事に終わりますように。
時間が長くっても今年の
フジテレビの27時間テレビの
企画は面白かった。
(全部通して拝見してませんが)
子どもや若者たちを取り上げて
面白い番組をおふざけでなく
作れるんだなと思いましたから。
24時間テレビはどう勝負するのかな。