こんにちは。
私が勤務している会社に
パートのAさんという
女性がいます。
60代の方で
お孫さんもおられます。
先週、Aさんは
仕事でミスをしました。
幸い発見が早く
同僚がフォローしたので
大事件に発展せずに済みました。
ひとは誰でもミスをする。
誰でもね。
ミスを責め立てても仕方ない。
まず先に
打開策が必要
その次に今後も発生しないよう
反省とミスを防ぐマニュアルを
新たに作成する。
Aさんを責めても仕方ない。
だって悪意はないし
誰だってミスはする
でも・・
Aさんは凹んで帰宅しました。
金曜の夜
近くに住んでいるお嬢さんが
幼稚園に通う長女を連れて
夕飯を一緒に食べようと
遊びに来ていました。
Aさんは
凹んだまま。。。。
元気が無いおばあちゃんに
お孫さんが
そっと近寄って
ソファの隣に座り
「だいじょうぶ。」
と、微笑んで
両手でAさんの頬を
包んでくれたそうな。
・・・え?
仕事のことは
お孫さんは知らない。
でも、笑顔で囁いてくれた。
だいじょうぶ。
Aさんはそのとき
お孫さんの
小さな小さな両手が
菩薩の手に感じたそうな。
だいじょうぶ。
普段から何気なく使うけど
本当に必要なひとに
見返りを求めず使う
だいじょうぶ。
は、ひとを
だいじょうぶ。にする。
上っ面の言葉じゃなくて
心がこもった言葉は
ひとを癒すし
立ち上がらせる。
深いなあ。
と思った今日でした。
だいじょうぶ。
だいじょうぶ。
だいじょうぶだよ。
私は土曜日に
Aさんから聞いて思った。
お孫さんは
「今日の賢者」
だと。
言葉の奥に心があるんじゃなくて
心の奥が表面に出てくるのが
本当の言葉なのかもしれない。