京都は鞍馬山近くに越して来てからこちらの自然の素晴らしさと生きものと近しく出会った写真など載せてきました。
2月 鹿の親子 地面の新芽を無心に食べていた 鞍馬山奥の院近く
機械操作がヘッポコ(写真撮り含む)な私に、なぜ動きの速い小動物の写真が撮れるかというと、彼らが私の前に来て動きを止めるからです。
最初の頃は驚きと嬉しさで夢中で写真を撮ってばかり。
そのうち写真を撮り終えても生きものが動かなければさらにこちらから接近!
川原でカエルの背中をなでなでしたり、
森でバッタの仮面ライダーのような顔をぐりぐりしたり(それでも逃げずに遊んでくれた驚き!)
お山でトカゲにとうとう人差し指をぺろぺろされたりしました。
私はこれまで特別に野生の生きものに興味があったわけではありませんでした。
生きものの生態や習性に詳しい訳でもありません。
特に生きものと出会うことを期待して歩く訳ですらありませんでした。
それでこの生きものたちの親しさを、これは鞍馬山マジックだ❗️
とはじめは思っていました。
鞍馬は生きものの楽園なのだと。
それはたしかにそうなのです。
鞍馬は「太古の昔から」あったパワースポットです。
宇宙生命が顕現する山域全体に豊穣な鉱物・植物・動物が見事な調和と共に暮らしています。
12ー1月 鳶(トビ) 冬の底の季節いつも正午近くに低空旋回して鳴いていた
しかし秋の手のりカマキリの頃から…
生きものに出会う私のタイミングもあるのかなと思うようになりました。
カマキリとよく出会ったのは9月末から10月、いずれも鞍馬山の入り口付近ででした。
そのとき、もう秋だけどカマキリって夏の生きものじゃなかったっけ?と思っていました。
そして蛇とよく出会ったのは11月でした。
3度目の遭遇は11月も、もう下旬。
この日は近所のお山歩きして里に下りると、西のお山とお山のあわさいに足早に冬の陽が落ちて行こうとしていました。
道脇の水路のある土手の葉っぱがカサコソ音を立てたので気付きました。
うわ、また合ってしまった、それにしてももう冬だけどなあ?と。
多くの人がそうであるように私も蛇には苦手意識がありました。
毒を持っているかも知れず怖いとか動きが気持ち悪いとかです。
でもこのときは冬の陽光を受けて輝く蛇の(背と腹の間の)輝くようなターコイズ色の美しさ、ゆっくり進む流線の美しさに、思わず息を呑み見とれていました。
蛇はゆっくりと草むらの中へと入っていったので心のどこかはホッとしました。
と思いきや、尻尾の先だけ残して動かなくなってしまいました。
ンン?なんで止まっちゃうのー、と。
あまりに長く動かないので、私は小枝の先で見えている蛇のしっぽをツンツン触ってみましたが、何度か触ってもしっぽはピクリとも動きません。
一体どうなっとるの?と草の奥を覗いてみると、、、なんと!
途中で体を折り返してきていた蛇が、文字通りの草葉の陰から(笑)、つぶらな瞳で私を見つめているではありませんか。
もう驚いたのなんのって‼️
ドキドキしながら写真撮りそのまま見合っていると、蛇はたまに顔の正面をこちらに向けてピロピロ舌を出したりしました(私は、どしたどした?とかなんとかふつうに話しかけていたと思います笑)。
11月 草むらの中の蛇。美しいターコイズ色も隠れている 静原川近く
大地の上で蛇と見つめ合っている…
それはストップモーションがかかったような、永遠に通じているような、濃密な時間でした。
*この記事の最後にいかにもな蛇写真がありますご注意ください。
帰宅して蛇写真の、頭と尻尾が一緒に写っているのを見たとき私は、
ウロボロス という言葉を思い出しました。
たしか世界神話の文脈でギリシャ語だったと思いますが、蛇が輪っかになっている図案もありました。その意味は、
死と再生。
永遠。
「死と再生」は「永遠」であるいのちの円環の、ひとつの相に過ぎないことを、
自然と季節の循環が鮮やかに見せてくれています。
消えてはあらわれ…
あらわれては消える…
それは宇宙と自然が語る永遠の生命の真実です。
冬から春にかけては私たちの感覚でも毎年、
「死と再生」が実感できる季節ですね。
その後、住んでいるこの地域一帯(鞍馬、貴船、静原、大原)が
神代の昔からの大蛇伝説、竜蛇伝説が多いところだと知りました。
鞍馬山はもちろんそうですが、ほんとうにこの辺りは何処を歩いてもキレイな水がそこかしこから湧き出ています。
伝説の昔から竜と蛇は水と関係しており、それはいのちと生命力の象徴でもあるようです。
そんなことも私が期せずして40年ぶりに、この地で蛇と何度も遭遇した事と関係あるのかも知れないと思いました。
さて冬の間、地中で息をひそめ死んだようにみえていた生きものたちは、
この春も地表に姿を現し活発に動き出しています。
1年前も、100年前も、1000年むかしも、そうだったように。
野生の生きものたちは何万年と宇宙・自然とのまったき調和の中で生きています。
人間である私たちも、同じいのちとして
一個の形ある健康ないのちとして
新しく再生したいと願うとき、
自然と生きものたちは
健やかさのバランスのお見本です。
自然と生きものたちに
あたたかく楽しくふところ深く迎えられ
元気を養われて
私の固まりがちだった心といのちも
少しずつ柔らかく動き出し
大地の上で
大らかに朗らかに
ほぐれていくようです
ゆっくりと柔らかく優雅にお進みでした♪
最後まで見てくださりありがとうございました♡












