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よろしくお願いいたします。おねがい

 

 

こんばんは。「れい」です。

今日も、ブログにお越しいただき、

ありがとうございますニコニコ

 

前回から私のトリミングの仕事のお話を、

3部作にてお届けしてます。

 

前回は、第1部。「わんちゃんに出会う前」のお話でした。

 

 

 

    

前回のあらすじ

 

昨年、夏に出張リミングのご依頼で、

イングリッシュ・スプリンガー・スパニエルの3才の

わんちゃんのトリミング前の、

「顔合わせ」に行くことに。

 

車が苦手。水も苦手。

あまり外部の人と会うことがなかった。

そんなわんちゃんと顔合わせの当日。

さて、仲良くできたでしょうか。

 

この先のブログを読まえる前に、

私のブログを初めて訪れた方は、

お読みになっていただきたいです。

 

わたしのプロフィールはこちらからどうぞ。

 

※子供のときには、

 動物たちと接することが少なかった私が、

 37才のときにドッグ・グルーマーになり、 

 どうして「動物愛」に目覚めたのかをお話しています。

 読んでいただけると嬉しいです爆  笑

 

 

 第2部 「わんちゃんとの出会い 顔合わせ」

 

LINEで連絡を取り、今日はスプリンガー君と

顔合わせに向かう日です。

 

大型犬ほど大きくはないとのことですが、

私は大きいわんちゃんと会うときは、少し緊張します。

 

なぜなら、

大きいわんちゃんの対応は、

力がいるし、気持ちも負けないように、

凛としないといけませんニコ

 

それは、ブリーダーのわんこたちと関わった中で、

「こちらが弱い、甘い」と思われると、

わんこたちは行動(甘え方)が強気で来るからです。

(いや、舐められます汗

 

大きな犬種はブリーダーのわんこたちに、

ゴールデンレトリバーと

ラブラドールレトリバーがいて、

20kg~30kgくらいの大型犬の6匹の

お世話をしていました。

 

みんな、賢くて、可愛くて、

遊びに夢中になりすぎるときもあり、

はしゃいで部屋で飛び歩き回り爆笑

 

「ちょっーとっー、危ないーおーっ!

どーーーんっと。

私にぶつかり、

私は、その勢いで転びそうになったりと、

体格が大きい子がテンション上がるとチュー

わんこの制御ができなくなったりすることもぐすん

 

これから会うスプリンガー君は大丈夫だろうか、

そんなことを思い出しながらお家へ向かう道中、

 

私の妄想はフル回転して、

・もし、トリミングを嫌がれたらどうしよう。

・気をゆるしてもらえたら嬉しいな。

・私の行動しだいでは、スプリンガー君にトラウマを与えるかも知れない。

 

などといろんなこをを考えながら、

仲良くなれることを祈っていました。

 

そして、車で40分走って、現地に到着。

外の犬舎で過ごしているということで、

どこだろうと、敷地内へとゆっくりと車を入れました。

 

少し進んだら、犬舎らしき建物。

 

あ、いたーーー。

スレンダーなわんこだ。

と、見た瞬間、仲良く慣れそう、大丈夫そうと感じました。

スプリンガー君は、まだ、私のことは気づいていない様子。

 

なぜ、大丈夫そうに感じたのか、それは、

 

近くの人に興味を持ち、

右へ左へと動いていて、

好奇心と幼さがあるような印象がありましたニコニコ

 

その仕草を見て、

遊んでほしいんだな。

かまってほしいんだなって思えたので、

トリミングできるかも知れないと直感したのです。

 

 

車を停めて降り、

男性の飼い主さんにご挨拶をして、

犬舎にすぐに入らずに

私を認識してもらうためにも犬舎の前で、

スプリンガー君との出会いなどお話をしてもらいました。

 

生後6ヶ月で迎え入れたこと、

女性との関わり合いがないことなど、

お話をしつつ、スプリンガー君の様子を見ていましたニコニコ

 

見ている分には、人見知りで距離は取りそうだけど、

やっぱりトリミングは大丈夫そうに思えました。

 

 

さて、今回の顔合わせの目的は、

トリミングで触らせてもらえるかをチェックすることです。

 

ここでやっと犬舎の中へ。

どんなふうに反応するが、近づかない。

楽しみとスプリンガー君には好意に持ってほしいほっこり

 

だが、私を認識してはいるが、

私を気にかけないニコ 

飼い主さんの側に行き、ウロウロしていました。

 

そうだよね。警戒するよね。

いきなり知らないひとが入って来たんだもの。

それに、飼い主さんが、一番だものね。

犬舎の中で、飼い主さんと普段のわんちゃんの様子をお話していました。

 

その時は、私は何もしないで、立ちながらのお話。

スプリンガー君は私の匂いを嗅ぎに何回も近づきます。

そのまま私は何もせず、思う存分嗅いでもらいました。

 

しばらくして、わんちゃんも私を受け入れてくれて来て、

少しずつ、私に近づく時間が長くなってくると、

触ることができるようになりましたニコニコ

 

 

私のブログを読んでいただいているあなたでしたら、

わんちゃんのことをご理解していらっしゃると思います。

 

くれぐれも、わんちゃんを初めて触ろうとするときは、

いきなり頭を撫でようとしないでくださいね。

 

動物病院やブリーダーの子たちを見ていると、

上から手が来ると、びっくりして避ける傾向がありますびっくり

 

人間の子供のように、「いい子だね」と

なでたい気持ちで触ろうとしますが、

逃げられてしまいますので、ご注意くださいね。

 

 

そして、触るときは、

手の甲を上にして、手の匂いを嗅がせてから、

怒る様子もないようでしたら、

わんちゃんの喉元から首の前あたりを

手の甲でなでて反応をみてから、

徐々に前胸などを手のひらで優しく触ってあげてくださいニコニコ

 

なぜ、手の甲を上にして出すのか。

それは、もし、噛まれても、手の甲は肉も少なくて、

骨ばっているので、

噛まれそうになったときは、グーにして力を入れれば

歯が食い込むのを防ぐことができるからですグッド!

 

逆に手のひらを上に向けると、

思いっきり肉を噛まれて食い込み、

離しづらくなり、怪我が大きくなります汗

もしものときは、ご参考までに。

(私が飼っていたシュナ子は、他の方は触れさせませんでした。

 吠えて人を近づかせないこと、触ろうとすると逃げてましたから)

 

 

お話を戻しますね。

スプリンガーは触ることができて、

でも、飼い主さんをずっと見ていて、

 

飼い主さんに、遊ぼうアピールをしては、

たまに私のところにきても、後ろへ回って匂いを嗅ぐくらい。

 

来てくれるたびに、立ちながら、

背中、お腹の横、首元、肩辺りを軽く触れる。

 

慣れて来ると、私はしゃがんで、

顔を手で包んでなでたり、

腰に手を添えてみたり、

体を洗うような、圧力をかけて、

ところどころ、どこまで触らせてくれるか触っていきました。

 

このとき、表情をよく確認します。

「ムキ顔」するみたいに犬歯をむき出すような表情を

していないかのチェックをします。

 

とにかく、トリミングで触っても大丈夫なのか、

ということを確かめたくて、

少しずつ、触って確かめました。

 

前足の先なんて、

ほとんどのわんこが嫌がるところ。

※ なぜなら、生きるうえで、

 とても大事な体の部位だからです。

 

だから、警戒する前足を

触ることができるか、

探りながら、触っていたら、

 

 

私に前足をかけてくれて音譜

両足を握って確かめることができましたニコニコキラキラ

 

あ、これなら、トリミングできそう。

飼い主さんも私が触れることが

できていることで安心していました。

 

どんどん触れ合っていくと、

ふと、ブリーダーの犬舎の

ゴールデンレトリバーの男の子を思い出し、

その子はよく遊んでほしくて、

私に飛びかかるように、前足でアピールしてました。

 

そのゴールデンの子と、ダブって、

あ、この子は大丈夫だと思いました。

 

私は何を思ったのか、

前足をかけてくれるなら、

抱っこできるだろうと思い、

 

ヒョイっと抱っこしました。

 

 

私の腕の中に入りきらないスプリンガー君の

体のバランスを取りながら

スプリンガー君を抱き直している間も、

困った顔をしている感じだったけど、

大人しく腕の中にいてくれました。

 

大きくて、犬種の細さはあるけれど、

まだ子犬らしいなんとも言えない、可愛さを感じていましたラブニコ

 

それを見た飼い主さんは、

女性がスプリンガー君を抱いている姿に

とても驚いていましたびっくり

 

飼い主さんは、

「女性の人が犬舎の中に入ったのも初めてだけど、

 スプリンガー君を抱っこできるなんで、プロだな。

 すごいよ、みんな、見て。大人しく抱かれているよ」

 

ちょっと見世物のようになった、スプリンガー君と私。

私は照れくさくもあり、うれしかったです。

 

スプリンガー君に受け入れてもらえた。

良かったー。これなら、トリミングできる。

 

そして、一番確かめたい。

水が苦手というお話ショボーン

 

その様子は、ペットボトルの水を近くで出したら、後ずさる。

本当に、苦手なんだ。

器に入っている水は飲めるけど、

水を手でかける素振りをすると、逃げる。

 

これは、シャンプーできるかどうかわからない。

なら、トリミングの爪切りや肛門腺絞りなど、

人通りやってみて、シャワーで水をかけて、

様子を見るしかないと思い、

当日、確認してからシャンプーをするか、しないかを決めることにしました。

 

私は、飼い主さんに、

「当日はシャンプーをする前に爪切りなどをして、

 シャワーで軽く水をかけても大丈夫なのかわかってから、

 シャンプーをしましょう」

 

飼い主さんも、納得していただき、当日まで

スプリンガー君に合わせたトリミングを考えることにしました。

 

帰る車の中で、私は、

とても自分の歩んできた道を

肯定できたことはありませんでした。

 

それは、ドッグ・グルーマーとして、

動物病院を辞めたとき、

次の仕事先がブリーダーのお世話を選んだことを、

あまり周りには伝えていませんでした。

 

同じドッグ・グルーマーの友達には、

「もっと、トリミングの技術を上げたいと言いながら、

なぜ? ブリーダーの世界に入ったの? 

何がしたいの?」と

疑問に持たれたともありましたが、

 

動物病院のお世話が楽しくて、

そのままブリーダーのわんちゃんのお世話をしたいとも

思ってブリーダーのアルバイトを決めていきました。

 

出会ってきた60匹くらいのわんこたちの

お世話してきた経験が、

いま、スプリンガー君の仕草や性格などが、

ブリーダーのわんこたちと重なり、

 

スプリンガー君のことを把握できて、触れ合えて、

受け入れてもらえたことが、とても嬉しくて。

 

いままで、出会ってきたわんちゃん、ねこちゃんに

とても感謝をした日はありませんでした。

 

そして、その環境に私を受け入れてくれた

動物病院やブリーダーさんにも、

とても感謝しています。

 

スプリンガー君がシャンプーできれいにしてあげられるように

当日は頑張ろう。

 

 

あ、そういえば、

外でシャンプーしてほしいって言っていたな。

 

外かー。やったことないけど、

気温も高くて、水でもトリミングできるのかな。

 

これから、色々対策たてておこうと思える一日でした。

 

 

最後まで、読んでいただき、ありがとうございました。

 

次回は、トリミング当日の様子とその後のお話をお伝えしますね。

 

そばにいる方と幸せに暮らしていけますように。