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こんにちは。「れい」です。
今日もブログをお読みいただき、ありがとうございます。
今回は、私の仕事。
ドッググルーマー（犬の美容師）のお話をしようと思います
動物病院のお話も楽しくて話は尽きません
「癒やし」と「奇声」というタイトルですが、
ドッググルーマーの仕事をしていて、常に感じていたことは、
「癒やされている」ときと、
わんこさんとの「コミュニケーション術」が
ドッググルーマーさん、それぞれの個性があって、
面白いなと思って「奇声編」を書いてみようと思いました。
二部構成でお送りします。
今回の記事は、「癒やし」の部分を書いています。
「奇声」の部については、次回書いていきます。
それでは、癒やしの世界へどうぞ。
お付き合いくださいませ
よろしくお願いいたします。
わんこさんのトリミングで、こんなこと思ったことはありませんか？
ドッググルーマーさんが働いている部屋って、あの奥の部屋っていったい
どんな感じで、どうなっているんだろう？
そして、大事な我が子を預けているけど、
うちの子って、いい子にしているのかしら
って、気になりませんか？
私はドッググルーマーになる前に
我が子（仮名:シュナ子）を
ペットサロンでトリミングしてもらっていたので、
気になっていました。
そして、めちゃくちゃ気になってしまって、
飼っていたミニチュア・シュナウザーの
シュナ子（仮名）を預けていたサロンへ
専門学校の学生の時にアルバイトに行ってきました。
（・・・・うん。正直申しますと、
ドッググルーマーをやめたいと思いました
こちらのお話は別の記事に書いていきたいと思います）
トリミング室がどんな部屋なのかについては、
ドッググルーマーさんに
「トリミング室って見せてもらうことはできますか？」って、
もし、お聞きすることができましたら、
見せてもらえると思いますので、聞いてみてくだいね。
（たぶん大丈夫だと思います
チラッと見てみるとかでもいいと思います
）
となりますと、どういう感じでドッググルーマーさんが
お仕事をしているのか？
ということになります。
タイトルに書きましたが、
（あくまでも、私の体験と感想です
）
一言でいうと、やっぱり、
THE 癒やし です
今、書いていても、
自分の中から、「わんこ、かわいい
」
が溢れ出しています。
(自分でも時々、この人、大丈夫かな？と思ったり
）
私は動物病院のドッググルーマーを5年間してきました。
一日の始まりは、
診察のカルテとトリミングのノートを確認します。
担当するわんこちゃんの健康状態とカット内容の確認です。
それと、
今日一日の動物病院全体の流れも把握します。
自分が担当するわんこちゃんも診察の合間に診てもらいますので、一日の流れを把握することは、とても大事なことです。
（先生が手術に入ってしまうと、診察してもらえませんので
）
そして、飼い主さまから、
担当するわんこちゃんをお預かりをします
ここで、飼い主さまに体調とカットの確認します。
あと、飼い主さまから先生に聞いてみたいことがあるときは、
お預かりするときにお話を伺います。
帰りに先生とスムーズにお話するためです。
実は私、飼い主さんとお話するとき、とても緊張します
それは、飼い主さんからの突然の質問です。
突然の質問に、頭が真っ白にあることが多く、よく言葉に詰まり、周りのスタッフに助けてもらうことが多々ありました。
回数重ねると慣れてきましたが、まだ緊張はあります
いざ、わんこちゃんを抱いてのお預かり
このとき、まだドッググルーマーの意識で
飼い主さまとわんこちゃんの
一時お別れの挨拶タイムです
飼い主さまからの
「いいこにしているんだよ
」
「頑張るんだよ
」
「かわいくしてもらっておいで
」って、
いっぱい愛情もらっていることが、とても伝わる時間です
飼い主さまがわんこちゃんを見送ったあと、
すぐ本日最初の 癒やしの時間 です
わんこちゃんに「今日もトリミング頑張るぞ！」と声をかけるも、抱っこの中の震えるわんこちゃん
そんなわんこちゃんもかわいいです
そして、すぐドッググルーマーの意識、
仕事モードに戻ります。
月一回のトリミングなので
前回の体重を感覚的に覚えているので
増減や肉付などの差がわかります。
（毎回、トリミング前後に体重を測りますので、
そのとき、たまにみんなで体重当てクイズがはじまります
飼い主さま。ごめんなさい。
遊んでいるようにみえますが、
体重でその子の変化に気づけるんです。
その変化から、飼い主さんとお話で病気を見つけることもありますし、心の変化にも気づけたりします。）
次は見た目の様子の確認です
抱っこのときや、下へ下ろしたときに、
上から見ると,背中からお腹周りにかけての
膨らみの変化に気づきやすいです。
太っているのか、
病気を抱えている子は、
触ってみると、より違いがわかります。
体の丸みがやや四角く感じるんです。
カーブの滑らかさがないようにも感じます。
腫瘍だったり、腹水または胸水があったりしました。
マンション（わんこちゃんが入るお部屋）では
自由に過ごしてもらい、いつもと違うところはないか、
全体的に表情、動き、体格などもみていきます。
表情は、顔つき、目やにや耳の汚れなどの分泌物。
動きや体格は、いつもの元気さ、痛みをかばっていないか、
左右の違い、バランスなどを見たりしてます。
シャンプーでは、全身を触るため、
小さな変化に気づくこともあります。
気づいたら、_φ(･_･）メモします。
後で、カルテに体調のことを書いたりします。
ここで、
飼い主さんに健康チェックで、
おすすめなことがあります
わんこさん、ねこさんを触るときは
両手を使い、
体の右側と左側を触り比べることです。
触っていると、
「？？？ 何かあるな。右にはあるけど、左にはない。
なんだろう。片方だけあるな」と気づけます。
そして_φ(･_･）メモします。
後で、診察してもらうために。
例えば、
・左右、見比べると、
後ろ足の太ももの筋肉の付き方の変化に気づけます。
触ると手におさまる違いがわかります
（体重のかけ方で足の太さの違いがわかります。
普段から痛みがあり、かばっているほうが細く感じます）
・スーッと撫でていくと、
左右で違う曲線を描くとか。
できものや腫瘍、ダニとかにも気づけます。
（がんを見つけたこともありました）
そして、飼い主さんも、
見つけづらいところを見つけるのが上手です。
パピヨンちゃんなどの長毛の毛をかき分けて
できものを見つけて、相談される方もいらっしゃいます。
とても、わんこさんやねこさんを
よく見ていらっしゃるとびっくりしています。
※もしわんちゃんのことで
「これって、病院に診てもらたほうがいいのかな？」など
気になることがありましたら、
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お悩みが少しでも解決できたらと思います
（注意事項です。
私は獣医ではありませんので、診断は出来かねますので、
よろしくお願いいたします
）
そして、
定期的に触ることが大事になってきます。
「前に見たときより変わっている」とわかることです
_φ(･_･）
以下の順番だと流れるように、全身をチェックできます。
まずは、
両目を見て、目ヤニ 涙、まばたきなど、チェックして、
鼻、口、首、前胸、
そして、耳、背中、お腹、手足、お尻に尾
と見て触っていきます。
気になるときは、匂いも嗅ぎます
（耳や口などです。ここでも定期的に嗅ぐことで違いがわかります）
シャンプー前に気づいたところは
先生に確認して、指示を仰ぎます。
メモ_φ(･_･） カルテに記載するために。
薬用シャンプーの変更なともあります。
※ここで何回も出ている違い」や「気づくこと」という言葉、
獣医の先生に教わったことですが、
病気などを見つけるときは、
「何が正常かをわからないといけない」。
いままでの健康な状態を知っているからこそ、
病気で体調を崩していることに気づける。
「いつもと違う」ことに気付ける。
だから、正常であること、
健康であるという動物のことを理解しないといけない。
と教わりました。
さらにシャンプーで全身をくまなく洗いますので、
見た目でもわかりますが、
わんこさんの嫌がり方がいつもよりも
かわしたり、口が出ることもあります。
（歯を当ててくる感じですので、痛くはないです。
ビックリはしますが）
こういう変化に気付けるように、
五感をフルに使って見ていきます。
ドライヤーで毛をかき分けて、
乾かしながらの皮膚チェックもしてます。
（ダニ発見！！ シャンプーしてもくっついてる！ すぐ取ってもらいます
）
ここでも_φ(･_･）メモします。
（カルテにダニが付いていたと書き)
トリミングしてから1ヶ月くらい経つと
飼い主さんも我が子の変化に気づかれていますので、
帰りに先生と相談します。
とにかく気になれば、メモして報告です。
メモはカルテに書いて、
先生にわんちゃんを見てもらったり、
先生と飼い主さんとで、相談してもらいます。
そんな一日は、
結構、精神的にも、労働的にも、
集中してトリミングをして大変ですが、
やっぱり、トリミングは楽しいです
ただ抱っこしているだけで癒やされて。
シャンプー中のわんこちゃん（仔犬）の中には
スポンジを加えて離さずにいる姿を見て
他のスタッフに「見て！見て！ かわいいよっ」って
癒やしのおすそ分けしたみたり
あるシーズー君は爪切りが嫌いなのに、
一本の足の爪が切り終わったら、
次の足を上げて差し出してくれます。
シーズー君は順番も知っているので、
その順番で足を上げてくれます
他のシーズーさんはお腹のバリカンをかけるときは、
バリカンがかけやすいように、
ひっくり返って、仰向けになり、片足を上げて
「どうぞって」ってしてくれます
もう、そんなわんこさんたちを見ていたら、
癒やされないわけがないですね
心から「ありがとう」って気持ちでトリミングしてます。
今、思い出して書いていも、愛おしく思えます
本当に、わんこさんの仕草は
何をしても、怒っても（ガチは怖いです）
奇声が飛び交う中、対応してお互いに頑張っています
本当に嫌がっていたら、
他のスタッフに「よし、よし」とかわいがってもらって
気をそらしているうちに終わらせたり、
先輩に交代してもらったこともあります。
ドッググルーマーって、わんこさんそれぞれに対して
数時間のトリミングの間に、
性格や感情や体の変化を
五感をフルに使って把握しています
その子の可愛さを引き出すために、
かなり色々な角度から見て、
コミュニケーションを取りながらのカットをしています
癒やされながら仕事をしていますが、
あの奥のトリミング室では
わんこさんたちとの時間を楽しみつつ、
必死にやっています
そんな私たち、ドッググルーマーに長い時間付き合ってくれる
わんこさん、ねこさんには感謝しきれません
わんこたちはトリミングで疲れていますので、
帰ったらぐっすり寝ているいる子や
お腹を壊したりしている子もいます。
本当に、わんこさん、ねこさん、
飼い主さんも貴重な時間を
一緒に過ごさせていただき、ありがとうございます
これからも、よろしくお願いいたします。
お伝えしたいことがありすぎて、かなりの長文となりました
ごめんなさい。
本当にここまで読んでいただきまして、ありがとうございます
そして、まだ「奇声」の謎は次回とさせていただきます。
申し訳ありません。
次回も楽しんでいただけると嬉しいです。
お読みいただき、ありがとうございました。