回りにはおどけた、ふざけた奴と思われてる
明るく振る舞って
誰にでも
だってそれが貴方の使命なのだから
感情を表に出しては駄目
貴方が出しても良いのは自分の中だけ
思いをぶちまけて良いのは自分の中だけ
絶対に自分を見せてはいけない
掟を作られた
そんなjokErが辿り着いた先は
自分の中に新たな人格を作った
コレで本当の話し相手が出来た
本当の話し相手は自分自身
周りに嘘をつき続け
時が立つにつれて感覚が麻痺してきた
そして生まれたのは無
本当の自分が分からなくなり
自分が何なのかも分からなくなり
それでも私は嘘をつき続ける
私そのものが嘘、偽りなのだから
気付けば私の姿は酷いものだった
黒き涙を流し、眉をしかめて笑っているjokErの姿がひっそり暗闇に埋もれている