闇の鐘時を教うる鐘の音は都を包む闇の音ぞ鐘が鳴りせば人々は我先にと逃げ惑う無意味な事よ闇に包まれし都には逃げ場なぞもうあるものか日を増す毎に鐘の音は早く長くなりけり包まれし都に住まい憑くは羅刹共を率いる阿修羅なり逃げ惑う人々を羅刹共が食らい付きそれを見て阿修羅がかん高く笑い狂った世界の始まんば都に明日などもう無かりけり