A NETFLIX SERIES

『Glass Heart』第1話「グラスハート」

2025年日本ドラマ　49分

監督・撮影：柿本ケンサク

原作：若木未生「グラスハート」シリーズ（幻冬舎コミックス刊）

脚本：岡田麿里、阿久津朋子

企画・プロデューサー：佐藤健

プロデューサー：アベゴウ

ラインプロデューサー：櫻井紘史

劇伴音楽：高木正勝

照明：森寺テツ　録音：大堀太輔

Production Designer：延賀亮

Set Decorator：茂木豊

編集：餌取志保

VFXスーパーバイザー：吉川辰平

スタイリスト：中兼英朗（佐藤健）、吉田ケイスケ（町田啓太／志尊淳）、杉本学子（宮﨑優／髙石あかり）、猪塚慶太（菅田将暉／レイニ）、八木啓紀

ヘアメイク：大木利保（佐藤健／町田啓太／志尊淳／菅田将暉／レイニ）、髙橋紀子、佐野真知子、諏訪部留美（YOU）、Otama（同）

音楽プロデュース／音楽監修：山田勝也、秦陽子、小嶋翔太

Re-recording mixer：大河原将

Music Mixer & Playback Operator：米津裕二郎

キャスティング：梓菜穂子　操演：宇田川幸夫

スクリプター：阿保知香子

助監督：安達耕平　制作担当：小坂正人

挿入歌：「ココロノナカ」ざらめ　作詞・作曲：野田洋次郎、編曲：大濱健悟

出演：

宮﨑優（西条朱音）

佐藤健（藤谷直季）

町田啓太（高岡尚）

志尊淳（坂本一至）

菅田将暉（OVER CHROME・真崎桐哉）

藤木直人（音楽プロデューサー・井鷺一大）

YOU（朱音の母・西条モモコ）

山田孝之（Z-OUTボーカル・レージ）

唐田えりか（マネージャー・甲斐弥夜子）

髙石あかり（櫻井ユキノ）

レイニ（OVER CHROME・有栖川真広）

上原実矩（朱音の友人・小森瑛子）

脇知弘（運営スタッフ）、NOSUKE（朱音のバンド仲間）、古嶋滝（同）、佐藤峻輔（同・キヨシ）、YE JUN（バンドの新メンバー）、KAZUYA〔Lillies and Remains］（Z-OUTギター）、高松浩史〔The Novembers / Petit Brabancon］（Z-OUTベース）、吉木諒祐〔The Novembers］（Z-OUTドラムス）、赤松真吾（井鷺の部下）、宮嶋剛史（同）、スガマサミ（同・鴨川）、水木洋平（同・鵜藤）、藤本かえで（井鷺の秘書・鶴岡）、品田誠（ROOM-MANIX Recordsマネージャー）、田中理来（同）、中村楓（オーディションのギタリスト）、伊原卓哉（オーディションのベーシスト）、小松勇司、玉木惣一郎、小森健人、相沢宏幸（OVER CHROMEファン）、石橋和磨（同）、稲崎朱（同）、有働優菜（同）、大和田大楽（同）、島田葵（同）、Ten（同）、戸苅ニコル沙羅（同）、永井毬絵（同）、中山理愛（同）、夏川アサ（同）、南條瑞樹（同）、ひろの（同）、松尾隆成（同）、松島くるみ（同）、安川摩吏紗（同）、柳川萌（同）、山本真莉（同）、渡辺色（同）、浅川龍太郎、東ひかり、木村日向子、小嶋理佳、小山璃奈、采良、竹内隆輔、津國琴、中山佳子、宮津侑生、彩夏、新井日菜、小野歩夢、金田将浩、小原澤遼典、鈴木亮介、高木和、中谷太郎、日高里緒、松澤智也、松本いさな、三宅礼央、余語美南海、渡辺亮汰、細渕敬史、蒼瀬なつ、伊藤誓悟、須藤佑介、高塚菜里衣、もりりょう、宇治川千紗、濱脇柏輝、桃原大空、天野瑞季、上埜すみれ、茂希、竹生彩香、坪井楓侑、時田しほ、仲川護郎、細谷雄太、宮島はるか、山内昭宏

STORY

ある野外フェスの日。高校生ドラマーの西条朱音はメジャーデビューを前にバンドをクビになる。突然の雷雨でフェスが中止になる中、朱音はドラムを叩き始める。するとその音に呼応するかのようにステージからメロディが聞こえてくる。3年後、大学生になった朱音は最後と決めて受けたオーディションに落ちて夢を諦めることにする。そこへ母・モモコの店に朱音指名で配達の依頼が入る。そこには天才音楽家・藤谷直季の他、ギターの高岡尚、キーボードの坂本一至の姿があった。マネージャーの甲斐は朱音の加入に対して異を唱えるが、直季は野外音楽堂で行われるOVER CHROMEのライブに前座として出演することを決めてきてしまう。かくして朱音はTENBLANKのドラマーとしてステージに立つことになる。

1993年から刊行開始した若木未生さんのライトノベル「グラスハート」シリーズを実写映画化。

冒頭の野外フェスのシーンからして気合の入り方を感じる。その後の朱音と直季の雷雨の中でのセッションシーンの映像も含め、作り手が何を見せたいかをきっちり伝えている。こういう作品は間違いない、と思わせてくれる。逆に言えば、オープニングまでのシークエンスで何も感じない人は続きを見ることを止めた方がいいだろう。

設定自体は夢物語ではあるし、天才＝変人という直季のキャラクターもいささか月並みではあるけど、今後、朱音がどのように成長していくのか見届けていきたい。

オーディションでヒロイン役を勝ち取った宮﨑優さんは舞台『水深ゼロメートルから』から注目していたけど、こんな話題作に抜擢されるとは私の目に狂いはなかった。笑（余談ながら、映画版にメインキャストで唯一宮﨑さんだけ出なかったのはこの作品の撮影と重なってしまったからだろうか）。

原作は未読ながら（Audibleに入っているからいずれ聴くとしよう）、あどけない感じが朱音というキャラクターに合っているように感じた。

宮﨑優さんの母親がYOUさんというのは狙ったのかどうか分からないけど、YOUさんにも歌わせて！（FAIRCHILDの「小さな星」は名曲）

ところでクレジットにNOSUKEとあったので、timelesz projectでお馴染み、ダンサー・振付師のNOSUKEさん!?…と驚いたけど、どうやら別人のようで。こんな芸名で被るなんてことある？

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