連続漫画小説『あさドラ!』volume 2
著者:浦沢直樹
出版社:小学館
出版日:2019年9月30日
《週刊ビッグコミックスピリッツ》で連載中の『あさドラ!』第2巻。
1959年、伊勢湾台風に襲われた名古屋。
主人公の小学生・浅田アサは町の人を救うべく、飛行機に乗って救援物資を届ける……のはずが、第2巻の始まりはジャングル。現地人の案内で奥へ奥へと進む淀川先生と、はらはらしながらついてくる助手らしき仲井戸。やがて一行は“アレ”の爪痕がついた木にたどりつく。
そこから再び水に沈んだ名古屋へ。アサは負傷した春日のおっちゃんの代わりに操縦桿を握り、飛行機が欲しいと心の底から思うようになる。
そして物語は1964年の東京へ。
17歳になったアサは晴れて免許を取得し、春日の会社ASAで働いていた。そこへ実相寺という怪しげな男が現れる。男は“アレ”が写った写真を持っていた。
まさに朝ドラのように子役が成長して主役登場。
新章突入とともにカラーページになっているせいか、本体700円と若干お高め(笑)。
相変わらずの一気読みでありました。