76178 LEGOスーパーヒーローズ デイリー・ビューグル | LEGOット庄

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ミニフィグの紹介も終わったので、いよいよ建物の方にいきましょうか。
3700ピース近くを使って作り上げたビルなので、とにかくデカいです。

 

ビルは4階建て。エキスパートシリーズ同様に、4面全部作り込まれています。

1階ごとに分けることができる仕様も同じで、デイリー・ビューグルの場合は基本的にどの階も同じ構造になっている。

 

それでは早速、地上階から観ていきましょう。

ここでいきなり2時間程度かかります。構造に慣れてくると、上の階はもう少し早く作ることができました。

じゃじゃん。

 

4面ぐるりと回してみましょう。

正面。

デイリー・ビューグルの看板がトレードマークの玄関口。

横にはニューススタンド。日本では新聞専門のスタンドってあんまりないですよね。

 

側面。

ガラスパーツがふんだんに使われるのが、こういう大箱セットの建物の醍醐味。

今回は350くらい入っています。これ一つで、普通のクリエイターやcity規格の建物が幾つ作れることか。

 

背面。

シンプルなようでいて、背面にも抜かりなし。

あちこちに置いてある小物が、良い味を出している。

 

側面。

ニューススタンドに穴が開いていますね。恐らく、別のエキスパートシリーズ規格の建物と繋げるためのものでしょう。

 

 

まずはニューススタンドのアップ。

スタンドごと、すぼっと外すことが可能。コミックス『スパイダーマン ブルー』では、スパイダーマン姿のピーターが、自分が出ている記事をスタンドの前で立ち読み(逆さにぶら下がっているから、下がり読み?)しているシーンがあって、それが再現できます。

 

玄関口。ガラス窓に覆われた、非常に贅沢な玄関です。

お花なんか飾っちゃって、オシャレだな。

 

ところがどっこい、その玄関脇では今、ヒーローとヴィランの死闘が繰り広げられているわけですよ。

デアデビル VS サンドマン。

アスファルトを破壊しながら出現したサンドマンに、「恐れを知らぬ」深紅の正義が挑む!!

デアデビルは看板の裏側に仕込んである透明の足場によって固定されています。

ここに限らず、ミニフィグを固定させる足場がそれとなく付いているのが、このセットの特徴です。

 

ドアはスライド式。中に入ってみましょうか。

 

地上階は大きな玄関口を設けているので、他の階と違って一面部分が外れてそこから中を覗きこめる仕様にはなっていません。

その代わりなのか何なのか、側面の壁が外れるようになっています。

歪な外れ方をするところをみると、ヴィランの攻撃によって壁が壊された演出が第一義なんでしょうね。

 

中からのぞき込むと、こんな感じです。

 

可愛らしい自販機。

中のジュースは、取り出すことはできませんが、ちゃんと栓がしてあります。

 

地上階はロビーと、ロビー・ロバートソンのデスク。

グウェンが座っております。仕事中のピーターに逢いに来たのかな?
 
こちらはロビーのデスク。
頭上に大きなモニターが設置されています。
モービウスのことについてレポートしているみたいですね。レポーターが苦々し気な顔をしているところを見ると、まだ捕まっていないんでしょうか。
 
後ろには新聞記事がずらり。
USJのアトラクションでも、待ち列のところに色んな新聞が飾ってあって、それがアトラクションに登場するヴィランの紹介になっていました。
 
壁の一部分にはエレベーター。実際に動きはしませんが、凄い再現度。
各階の同じ位置に、同じ構造で付いてきます。
 
 
壁の手前にはごちゃごちゃと箱が置いてあり、マンホールに近い所にはネズミの姿も。
奥行きを感じさせる装飾が良いですね。
 
 
改めて背面を見てみましょう。
パニッシャーとカーネイジの戦い。
触手を伸ばしてくるカーネイジに、銃弾の雨を浴びせるパニッシャー。
 
 
壁に張り付いている蜘蛛の巣は、スパイディが張ったものです。
実はカバンが隠れている。スパイディはいつもヴィランとの戦いのときに、私服やカバンなんかを壁に蜘蛛糸で固定している。
 
 
 
非常口の上のライトの構造が面白いですね。
「EXIT DO NOT BLOCK」と書いてあるドアに、エディ・ブロック=ヴェノムの落書きが書いてある。気がきいてるよね。
 
換気扇の上には鳥。ヤバいぞ、早く逃げろよ。
黄色い箱も角度を変えて置くことが可能です。
 
 
反対側の側面。こちらはニューススタンドがあるからか、他の3面に比べて造形的な作り込みは少ないですね。
 
地上階部分だけで、袋4くらいまでいったかな。それでもまだまだ序の序ってのが楽しい。
玄関を持つ構造上、建物の中にミニフィグを配置にしにくいってのがネックと言えばネック。
ただ、そういう遊びやすさを犠牲にしてまで獲得したクオリティには、素晴らしいものがある。この玄関部分だけでも、すごい完成度と満足感です。
 
地上階と言うことで、乗り物を紹介しておきましょう。
NYのタクシーと言えば、この黄色い車なのかね。基本的にLEGOスパイディの世界のタクシーは皆黄色です。
 
大きさ的にはcity規格かな。ミニフィグを2体並んでのせることができます。
なのでタクシーの運ちゃんと、メイ叔母さんを乗せておいた。
 
 
日本ではまずお目にかかれないイエローキャブ。
車はLEGOの十八番なんでね。雰囲気バッチリな上、かっちりまとまっていて好感が持てます。
 
さてさて、この地上階に、2階部分を取り付けてみましょう。――。
一気に高くなる。次はこの、2階部分を紹介していきますよ。