Ms.優柔不断と、東京建築
ドイツの建築家 TIM君を、イタリアの大手デザイン誌の編集さんより、預かる。
金沢20世紀美術館だの、直島地中美術館だの関西旅行中、連絡があり、
東京に戻ったときの、旅館Tatamiマットを予約して欲しい。
いつもスウェーデン人のアーティストが好んで滞在する、旅館を予約してあげる。
今日夜8時に東京に戻って、明日早朝に帰国するというから、今晩
会いたいと。まあ、8時に東京戻りで、しかも、本郷の方だし、携帯ももってないから、
会えるかどうかは、定かではないから、私は、神宮前のファッションブランドのオープニングに
出かける。その道中に、TIMから電話。
もう、東京だ。
あれ?8時では? なので、一緒にオープニングに行きたいと。
じゃあ、表参道でね。好きな建築家Sannaのディオールのビルで待ち合わせ。
ジャイルも見たことないというので、ほうきさんの、WHITEGalleryを案内する。
!本城君!若きスターフォトグラファー、本城直樹くんが、野崎さんと一緒にたまたまいた。
撮影帰りで、初めてここに来たというので、ほうきさんをご紹介する。
あー、いいな、本城くん。野崎さんにしっかり守られていて。
細江氏の撮った、三島由紀夫を、Timみ見せてあげる。
安藤忠雄の表参道ヒルズもまだ見てないというので、中へ入り、その美しい緩やかなスローブを
歩く。意外に好きなのこのスローブが、そして、ギャラリーアネックスへ入っていく。
ちょっとお土産になるものを見つけて、嬉しそうに購入するTIM.
伊藤豊雄のTODS、についての、Timくんなりの見解を聞く。
本当にこの表参道は、南へ行けばさらに建築が楽しい。
が、ライトなお土産をというので、左折して、お箸やさんに入る。
そのまま、外苑前へ、裏道で散歩。ミュージアムへちょっと入れてもらう。ここは誰の建築だっけかな?
裏道裏道で、神宮から千駄ヶ谷へ。
神楽坂のオールドタウンぶらぶら歩きに行こうか、新宿の夜景を見ようか、お好きなほうへ。行ってらっしゃい。
今日の東京は空気が澄んでいるから、絶好の夜景日和よ。
私は、代官山のスパークリングワインパーティーへ行へ。
道中、Martinに会う。まだやっているよと、お土産ワインを手にしている。
もう、終わりの時間だろうから、すいているかと思えば、大人の集まりかと思えば、
あと数週間後に会うであろうターゲットピープルで埋め尽くされている。
グラスももう、ありません!!とスタッフさんも、てんやわんや。グラスがなくとも
スパークリングワインがあるなら、キッチンへ行き、丁寧にお願いして、カップをいただく。
が、カップでは、ちっとも美味しくない。
から、NumeroJaponの深澤さんと、話込む。
スワロフスキーの長年の友人、ミヤケさん。苗字が変わりましたと、報告される?
婿養子だったのね。お疲れさま。才能豊なんだから、本名で未来を切り開いて。
フランスから、わざわざお金かけて、提供している200種のスパークリングワイン。
味などわからぬ、ターゲットパーティヤーにがぶ飲みされていいのだろうか。
旧山手通りから、タクシーに乗りながら、考えていると、
タクシーのおじさんが、お見合いを趣味としているらしく、タクシーに乗車した
お客さんとお客さんを結び続けてもう、何年もたつらしく。
おじさんの楽しみを増やしてあげようと、名刺をあげる。