所沢ヴィエンナーレー
爽やか極まる秋晴れ。
ジョギングも軽やか。いつもの公園もいっそう綺麗に見える。
いい風ふいて、最高のヨット日和。葉山に行きたい。
もしくは、千倉に行きたい。
所沢ヴィエンナーレへ行く。
引込線。
所沢なんて、こんなこともなければ、行くこともない。
学生時代の親友の実家があり、あの頃は、たまに来てたけど。
西武線が意外に好き。シンプルで快適。新宿から、ツーっと。あっという間に所沢。
ちょっと方向がわからなくなってしまったので、駅前の交番で跡地はどこですか?と聞くと。
おまわりさん。はーあなたもですか?何があるんですか?そこに?
今週何人目だろう何十人もきたよ。
と丁寧に教えてくれる。最後に、へへ、ちょっと興味あってね。親切だった。
いい会場。アートが喜んでいる。
巨大なクラゲがよかった。タイトルは私幽霊だけど。クラゲ。
目玉は、木彫りの彫刻ライブ。色の白い、可愛い女の子が、巨木を掘り続けている。
品のいいメイクをして、道具を握る腕が白くで華奢。彼女のこれまでの作品がいいの。
これの仕上がりもぜひ見たいところ。
詳しくはこちらを。
http://www.tokorozawa-biennial.com/
そう、別段これ以外、何も用のない、所沢。もう少し2駅さきにいくと親友が住んでいるが、
今日はこんな時しか、いけないから、祖母、祖父、叔父が眠る、霊園にお花を飾りに行く。
叔父が好きだった缶コーヒーを買って、祖母が好きだったハワイの花、ハイビスカスを買って。
いつもお世話になっている、店でバケツをかりる。
この霊園が結構好き。緑が溢れて、自然がたっぷり。静かで感じがいい。
ピクニックするにもとてもいい。そう、何度も行った、ストックホルムのアスプルンドがデザインした霊園みたい。
平日だから、人もあまりいない。百日紅が綺麗に咲いている。
あ。おじいちゃんの好きだった、ワンカップを忘れた。。。
また西武線に乗って、神楽坂へ。
いつ行っても、いいなこの坂町。
紀の善の抹茶ババロアを食べたい。が、2階席はいやなので、やめた。
毘沙門天を過ぎ、そのまま坂をあがる、あーいい感じの灯りがつきはじめ、いい時間になってきた。
目指すは、神楽坂フラスコ。うつわの手帳CAFE.
クラスカにもうつわをおさめている、問屋さんの日野明子さんの期間限定の店。
唸る。うなる。なんていいセレクション。どれもこれも。
なぜ、期間限定なのだろ。
奥の座敷では、お茶とずんだ豆のスウェーツがいただける。
日野さんが、丁寧に説明してくださる。この方、本当に好きなんだな。
建築デザイナーの、日本茶 茜の茜さんもお着物を着ていた。
いいメンバー。和の推進部。
このギャラリーのオーナーも若い。
ひとつひとつ、両手にとって、器を感じとる至福。
最高の時間を同時に集まった皆様と分かち合う至福。
これから、秋に向かうのに、なぜか、初夏っぽい色の伊万里を手にした。
初夏っぽいスウェーデンにありそうな、ブルーにペイントしてあるテーブルに乗せてみた。
水色というか、スウェーデン色と和と、ある天気の日の海の色。
ワビサビブルー。MIZUIRO。 んー表現が多様な、水色。
今、気に入って飲んでいる、玄米抹茶緑茶を入れたら、綺麗な色合いだろうな。
と、
日野さんに、コレください。
ビオトーブの築地さんもいらっしゃる。お久しぶり。
話込みたかったが、夜の神楽坂の坂道散歩に出かける。
ちょっと、いい店をみつけてしまったから。今度、海外客がきたら、必ずお連れしよう。
最後に紅茶マンをカウンターでほおばって。
食べ歩き大好きOLさんと、立ち話をする。OLさんって、アフター5の楽しみがいろいろね。
おいしい情報をいろいろ引き出すが、いまいち、ひっかかるものもないので、
そのまま、坂道を下る。
お堀端には、綺麗な半月がぽっかり浮かんでいた。