幼い子どもを殺して罪悪感を抱えながら生きる警察官と




生きている意味が分からず、自分には生きる価値が無い
と思っているホームレスとの出会い








その出会い偶然か必然か?






生きている価値のランキング



その基準が少しずつ崩れた伍嶋




価値ある人間だと思っていた警察官が




実は人を殺したことがあるという




それによって自分よりも価値は無いのではないかと思い始めた伍嶋





偉いと思っている人みんな




もしかしたら、なんかしらの悪いことをしているかもしれない





だとしたら…




こんな自分でも価値はあると思ってもいいんじゃないか?


何もしていなくても価値があると思ってもいいんじゃないか?



安田なんか、この警察官よりもはるかに価値があるんじゃないか?







だとしたら…





だとしたら…



………



警察官「もしもし?伍嶋さん?」


警察官が肩をポンポンと軽く叩いてきた


伍嶋「あ、はい。」



ずいぶんと考え事をしていた





警察官「だからね、おたくさん…、いや、伍嶋さん。さっきさぁ、死のうとしていたでしょ?私から言わせてもらえばね、私と比べたら伍嶋さんの方が明らかに価値が…、価値というよりも人間として誇らしくいられない?」





伍嶋は首を縦に振るでもなく横に振るでもなく、「う~ん」と言った曖昧な返事をした




警察官「私は死のうと思った事はないが、仕事はやめようかどうしようか迷った事がある。と言っても、今現在もまだ迷っているんだが…。」


伍嶋「何でそんなに悩むんですか?」



警察官「伍嶋さんの言う人間としての価値がなくなるような気がしてね…。」


外を見ながらポツリと呟くように喋った




その時伍嶋はやっぱりそうなのかと気付いた





いくら偉そうな仕事をしている人でも




その、やっている仕事の職業だったり


役職だったり



人気だったり



知名度だったりに寄り添って



いや、寄り添うというよりも



しがみついて生きているんだという事に





そしてそれを目の前で見た瞬間だった






伍嶋の価値観は180度変わりつつあった





だとしたら




俺も



安田も




上田も



この警察官も




木村拓哉さんも




誰もがみんな




その寄り添うものがなければ




おんなじじゃないか!




ホームレスも警察官も政治家も医者も





それらの肩書きを全てはぎ取ったら




そこに残るものが 本当の価値なんじゃないか!





伍嶋は静かに興奮した




続く…



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