今日の「ガッチャード」。
今日も「掴め!最高のガッチャ!」( ^∀^)👍
指定した場所に駈けつけた宝太郎から問答無用で全てのケミーを奪ったスパナ。ラケシスによると、彼は自らの「黒い炎」を利用して全てのケミー101体を自分のものとする「101重錬成」を敢行しようとしているという。
冥黒王ならともかく、人間の体では到底もつはずがない。その力で冥黒王もろとも最期を遂げ、仮面ライダーもケミーもいない平和な世界にするという彼の目論みを止めるべく探そうとする矢先、宝太郎の母・珠美から、「キッチンいちのせ」がケミーを狙って乱入してきた連中に荒らされたと連絡が入る。「自分のせいで」と申し訳ない気持ちになる宝太郎。しかし珠美は、宝太郎が夢を見つけてくれたように、自分にとってはこの店が夢と気丈に振る舞い、仕出し弁当の配達に出かける。
そんな母の姿に強さを感じる宝太郎。そこに加治木が、かつて宝太郎とタッグを組んで戦ったプロレスジムのオーナー・旭光一郎を連れてくる。旭にスパナのことで相談する宝太郎。そこで旭は、思いをぶつけ合うのは何も言葉だけじゃない、お前にはお前の夢があるだろうと言葉をかける。その言葉を聞いて宝太郎は決意を固めたようで……。
101重錬成を始めようとするスパナの元に、仲間と共に駆けつける宝太郎。面と向かうが早いか「なんでお前はいつもそうなんだよ!」と、自分独りで背負い込もうとするやり方に怒り、殴りかかる。それぞれにこの世界を守るための思いをぶつける2人。それが噛み合わないと分かると、遂に変身し体でぶつかり合うことになる。
我が身を犠牲にしてでも世界を守ろうとするスパナ。誰一人として犠牲を出さず、人間やケミー、そして生けとし生けるもの全てを守るという宝太郎。2人の思いが交錯する。スパナは、そんな宝太郎の言葉にかつての自分を重ねつつも、それを振り切るかのように必殺技を放つ。迎え撃つ宝太郎。「黒い炎」の力を駆使するスパナだが、最後は宝太郎の思いの強さが勝り、ドライバーを破壊され変身を解除されてしまう。
「一緒に帰ろう」とスパナに呼びかける宝太郎。しかしスパナは、「俺達の道は交わることはない」と拒絶。「お前はお前の道を征け」と語りかけ、去って行った……。
一方、その頃アトロポス。スパナを止めようと出向いた先でクロトーに連れ去られ、さらにガエリヤによって拘束されてしまう。ガエリヤは、彼女のモデルとなった人間の命を奪い注ぎ込み、彼女を人工生命体にするという。そのモデルとなった人間とは……九堂りんね!!
その頃、アカデミーではりんねが突然苦しみ出す。そして彼女の手の甲には、ガエリヤの魔法陣が浮かび上がり……。
ーースパナの行動は、全て世界を救うためだったんですね。しかし、自分を犠牲にするというやり方に宝太郎が憤慨、全ての命を守るとの決意を改めてぶつける。
だが、そんな宝太郎を「甘ちゃん」と普段はこき下ろしておきながら、実は彼の強さを認めていたスパナ。去り際にも「お前はお前の道を征け」との、励ましとも取れる言葉を投げかけ、去って行った。
……これは、推測ですが……もしかしたら、宝太郎に自分を止めて欲しかったんじゃないですかね。強さを認めているからこそ、そんな彼だからこそ、自分を止めてくれるんじゃないかと……。だとしたら、本当に男らしいですけど。
今はただ、彼が宝太郎達の所に帰ってくるのを待ちましょう。
そして、さらにアトロポス。自分もそうですし、TATSUさんが以前から予想していたように、彼女のモデルはりんねでしたね。😓
彼女はグリオンが作った人形。そんな彼女が何故りんねをモデルにして作られたのか。
これも推測になりますが……グリオンが彼女を作る際、りんねの父・風雅とりんねの「親子の絆」を羨望していたのかもしれません。風雅がりんねを可愛がる姿をどこかから見ていて、自分も娘が欲しいという思いが湧き上がり、作り上げた。
前回の、アトロポスに服をプレゼントし、絵本の読み聞かせをしていた場面で、九堂親子がイメージとして出てきた描写を見てそう考えたんですが……果たしてどうなのか。
そうであるならば、アトロポスどころかグリオンとも共闘という、まさに驚天動地な展開も期待できるんですが……どうなんでしょうね。仮にあったとしても、グリオンからしたらそれはそれ、これはこれ。一時的なもので、自分の理想郷を作るという目的を捨てることはないんでしょうか。
残り3話で、怒涛の展開。最後は何が待ち受けているのか。目が離せません。🤗