ここまでの総括。

さて、今年も苦戦を強いられている、我が読売ジャイアンツ。

阿部慎之助監督は、チーム再建には｢まず投手力強化｣と、昨年のドラフトでは大学生や社会人、そして、トレードや現役ドラフトでも投手を中心に補強して強化を図りましたが。

……いくら、投手力が優れていても、点を取れなければ勝てない。野球は点取りゲームなんだから、それは当たり前。😑

もちろん、チャンスに打てない、繋げない打線にも責任はあります。

しかし、それと並行して、投手陣にも問題が。

阿部監督は、｢後ろが大事｣とセットアッパーを積極的に獲りに行きましたが、そこに繋ぐ先発投手が育っていない。

確かに、序盤、中盤でリードしても、終盤を任せられる投手が居らず、同点、最悪逆転を許すケースが多かった。それが、昨年勝てなかった要因。だから｢後ろ｣を強化したい。その気持ちは理解できる。

しかし現状、それは今も続いている。

打てない上に終盤に点を取られる。そうなってくると、もう序盤や中盤のうちに投手陣に踏ん張り、抑えてもらうことも頭に入れなければいけない。

だが、今年の先発陣の顔ぶれを見ると、安心して見ていられるのは限られている。

菅野、山崎伊、ソフトバンクから移籍してきた高橋礼。……だいたい、その辺りしか浮かばない。

今年の開幕を任され、｢エース｣に指名された戸郷も、イマイチ安定感に欠ける。赤星も、どこか迫力不足を感じさせる。

外国人に目を向ければ、グリフィンはまずまずだが、もう一人のメンデスは、制球を乱して降格してから、今だに再昇格する兆しさえ見えない。

こうなってくると、若手の台頭が期待されるところだが、それさえも見通しが立たない。

横川や堀田、大江、直江など、いいものを持っていそうなのに、いざ登板すると、単調になるのか長いイニング持たない。

ーーほんとに。｢後ろ｣も大事だけど、まずは、いや、最低限並行して｢頭｣も育てていかなければいけなかったのではと、思わざるを得ない。

まあ、若手に関して言えば、投手だけでなく野手もそう。いくら二軍でいい結果を出しても、一軍で結果を出せなければ、何の意味もない。

首脳陣も口を酸っぱくして言っている。｢二軍や三軍はあくまで育成の場｣だと。一軍に行ったら、否が応でも結果が求められる。チームへの貢献度が問われる。

果たして、今の若手にそこまでの危機感はあるのだろうか。

他のチームの若手が結果を出してチームに貢献しているのを見ていると、甚だ疑問を感じてくる。🤔

レギュラーがケガで抹消され、二軍から若手が引き上げられる時に感じてしまう迫力不足、チーム力の減退感を払拭できなければ、ハッキリ言って、今年も危ない。😔

もちろん、悪い材料ばかりではない。先の中日戦では山﨑が今季チームとして初めての完封勝利を収めたし、昨日においては堀田が６回途中ながら無失点といい投球を見せ、次回に期待を持たせた。

２試合続けて失点し、敗戦投手になった西舘も、先の６連戦で本来の、強めの球、投球術を取り戻し、復活をアピールしたし。

中継ぎやストッパーの離脱が相次ぐ中、それをカバーして余りある戦力が揃いつつある。

後は、本当に打線が奮起し、若手だけでなく、ベテラン、中堅とが上手く噛み合い、結果に繋げてくれればいいんですけどね。😂

遂に首位・阪神と0.5ゲーム差。しかし、最下位から首位との差も、僅か2.5差の間にひしめく、大混戦状態のセントラルリーグ。

果たして、抜け出すのはどこなのか。それが、我がジャイアンツであることを祈りつつ、今後も見守っていきたいと思います。⚾️(v^ー°)✨🎵⚾️