劇団ひとりドラマ初主演で棟方志功になる!フジテレビ系スペシャルドラマ「我はゴッホになる! | ドラマレジェンド

劇団ひとりドラマ初主演で棟方志功になる!フジテレビ系スペシャルドラマ「我はゴッホになる!

        


劇団ひとり
陰日向に咲く

寅さんに並んだ!劇団ひとりドラマ初主演で棟方志功になる! (サンスポ)

【記事引用】

お笑いタレント、劇団ひとり(30)が今夏放送のフジテレビ系スペシャルドラマ「我はゴッホになる!」で昭和期に活躍した天才版画家、棟方志功を演じることが20日、分かった。ドラマ初主演でもあり、「こんな大役を任せられる自分の器や才能に感謝したい」と自画自賛状態。天才を支えた妻には、昨年12月にオダギリジョー(31)と結婚したばかりの香椎由宇(20)が決まった。



 「わだば、ゴッホになる」と言ったのは、若き日の志功。劇団ひとりは「わだば(わたしは)、志功になる」との思いを胸に19日、撮影に入った。

 「我はゴッホになる!-愛を彫った男・棟方志功とその妻-」は、「ゴッホになる」と故郷を出たものの、才能を認められず、もがき苦しみながら、版画の道で成功をつかむまでの24~35歳までの志功が軸。同時に、夫を支え、子供たちを必死に育てるチヤ夫人との愛情模様も描く。

 度の強い黒ぶちのメガネをかけた風貌をはじめ強烈な個性の持ち主だった志功は、過去にもドラマ化され、故渥美清さんや西田敏行らが演じた。名優たちが演じた役を、ひとりに委ねたフジの東康之プロデューサーは、バラエティー、ドラマと活躍し、処女小説「陰日向に咲く」が90万部を突破するなど多彩な才能を持つひとりを高く評価。「棟方志功という突出したキャラクターに大抜擢して、フジテレビの新しいスターにしたい」と期待をかける。

 ドラマ初主演に意気込むひとりは、「全力でいい作品にして、第2弾、3弾と続けて、最終的には月9やアニメ化も狙いたい(笑)」と志功もビックリ!のコメントを寄せた。

 一方、志功を支えるチヤは、プライベートで新婚ホヤホヤの香椎。「天才と結婚した妻の苦悩と喜びを全身で表現して欲しい」という東氏の要望に、「夫と3人の子供を最後まで支え、激闘の昭和の時代を生き抜いた、古き良き母をしっかりと演じられるように頑張りたい」と話している。

 演出は志功と同じ青森出身で、映画「地雷を踏んだらサヨウナラ」、「サワダ SAWADA」などを手がけた五十嵐匠監督。青森県の竜飛岬、岩木山などでロケを行う。


■棟方志功(むなかた・しこう)
 明治36年9月5日、青森市生まれ。小学校を出て鍛冶職人の父の仕事を手伝う。18歳のときに見たゴッホの「ひまわり」に感動し、21歳で上京。働きながら絵を描くが、油絵では成功せず版画に転じ、昭和3年、35歳のとき帝展で版画界初の特選に。31年、ベネチア・ビエンナーレ国際美術展で国際版画大賞を受賞。45年、文化勲章受章。ふくよかな女人像や仏を題材にした作品で知られる。強度の近眼で板に顔を近づけて制作する姿が有名。昭和50年9月13日、肝臓がんのため、72歳で亡くなった。


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