♨️第五相模湯


京急線の雑色駅周辺には銭湯が6軒!もあるという、銭湯の多い大田区にあって特に多いエリアです


そんな雑色駅を出て東に行くと、ちょっとレトロ漂う水門通り商店街があります





そんな中にある銭湯が、第五相模湯です

奥に煙突が見えますが、今はガスで沸かしているそうです



この第五相模湯さん、駅の反対側に第一相模湯さんがありますが、昔は第二相模湯もあったそうです。そして第三相模湯だったのが、なんとヌーランド相模湯!第四は忌数字として避けられて元から無かったそうです。こうした相模湯たちが今の雑色の銭湯を支えてきたのですね


見た目、平成に建て替えられたと思ったら、もう50年程が経つそうです。そんな中に入ると、脱衣所の天井にはシャンデリア風の照明あり、BGMには演歌・昭和歌謡が流れて、なかなか昭和感が溢れてます


浴場に入ると正面にドドーンと富士山のモザイクタイル絵が天井の高さまで広がり、なかなか迫力があります



その下にはジェットが2箇所とバイブラのある浴槽があり、横には寝湯のぬる目の薬湯です



この薬湯、日曜日にはかじめ昆布が入ったがじめ湯になるそうです。なんでも先々代が元は南房総で潜水夫をやっていたそうで、その親戚からかじめ風呂が体にいいと聞いて試したことが始まりだそうです




この日は残念ながら土曜日のためかじめ湯には入れませんでしたが、代わりに無料のドライサウナに入ると、ここでも昭和歌謡が流れてました!



そんな昭和の世界にどっぷり浸り、立ちシャワーで水を被ることを2セット回して上がりました


今度は、昭和歌謡サウナとともにかじめ湯にも入ってみたいな!





◾️フロント→ 8点 ご主人に色々伺いました

◾️ロッカー→ 8点  昭和歌謡&演歌が流れます

◾️お風呂→ 8点 高齢者優先カランあり

◾️ロビー→ 8点 入口のお面が可愛らしい

◾️備品→シャンプー・ボディソープなし

◾️ポイント→ 日曜日はかじめ湯!

◾️スタンプ→ 文字型






 🍶甲州屋


第五相模湯のある水門通り商店街には、なかなか渋い酒場がいくつかあり、どれに入ろうか迷うほど



そんな中、入ったのが甲州屋でした


扉を開けると想像通りのカウンターとテーブルが二卓ほどの小さな店内に、数人の常連さんたちが楽しく飲んでいる最中



サービスの浅漬けをつまみながらビールをちびちびとやり、いかの味噌焼きを待ちます





お〜野菜もたっぷりでなかなかのボリューム!

これはご飯が欲しくなるような感じかも



結構ボリュームがあったので、ビールを飲み干し、酎ハイを頼みます



気がつくと早出の常連さんたちが上がり、ワタシと女将さんだけとなり、酎ハイお代わりといかキムチで、色々お話しを伺います



ここは創業50年を過ぎたそうです。だからこんな50周年祝賀会の写真もあったんですね



いかにお客さんに愛されてきたかが分かります


帰り際に若いカップルの常連さんがやって来て、少しお話しをしましたが、とても感じが良かったです


雑色の地で50年以上愛され続けている甲州屋

そこには長年愛される理由がある、ということがよく分かるお店だったのでした




◾️せんべろ度→ ◯ 値段は普通ながらボリュームあり

◾️味→ ◯ 女将さん手作りの味

◾️サービス→ ◯ イチゲンも常連さんと同じ対応

◾️ポイント→ 創業50年を超える老舗です



2024年6月2日訪問