♨️猿江亀の湯


都営新宿線の住吉駅と菊川駅の間にあるのが

猿江亀の湯です



こちらは定休日が土曜日なので、普段銭湯巡りを土曜日に行っているワタシにとってはなかなか来るタイミングが無かったのですが、ようやく訪湯です


入口が男女に分かれてる関西スタイル

でも玄関は一緒で、中は別々の番台でした

ただ番台は、たまに見掛ける玄関側を向いているスタイル



女将さんにお遍路スタンプを押して貰うと、スタンプ変わったんですよ!と明るく言われ、よく見ると、銭湯ハンコ作家のトシゾーさんの作でした


その横の脱衣所は、ロッカーの古さはあるものの明るくて清潔感があります


浴場に入ると、ダークグレーの石が貼られたカランや壁でシックな雰囲気



聞けば、9年前に女将さんがお父様から後を継がれる際に配管の大修理を含めた中普請をされたそう


そんなお風呂は江東区に割と多い見事なタイル絵と、その下に珍しいL字型の一つの浴槽で、一部にジェットが出ていて、美肌の湯である軟水の薬湯でした



そしてこれだけ大きなお風呂だからでしょう、近くにある相撲部屋の伊勢ケ浜部屋安治川部屋の若い衆も入りに来るそうです。女将さんによると、先々場所で初入幕初優勝を成し遂げた伊勢ケ浜部屋の尊富士も来たことがあるそうです!だから入口に番付表が貼ってあったのですね



女将さん、

サイン貰っておけば良かったわ〜

と笑って仰います。とにかく女将さんが明るいんです。


昔は、お客さんの赤ちゃんの面倒をみたりしてくれる、住み込みで家族同様の女中さんが居た話や、近くの運河には空襲で多くの人が亡くなっていたこと、戦後は木場が近いからか木材が多く流れていた話、ここを女将さんが継ぐ時の話、新宿区の大星湯は先代同士がご兄弟という話など、実に興味深い話を色々して下さいました


そんな女将さん、お孫さんがおられるお婆ちゃまだそうですが、お肌が綺麗で若々しく見えます


これは軟水の美肌の湯だからですよね!

とお伝えしたら、

そういうことにしておきましょうかね!

大きく笑って仰ってくださいました(^^)



◾️フロント→ 9点 女将さんが明るい!

◾️ロッカー→ 8点  腰高で使いやすい

◾️お風呂→ 8点 シックで広〜い浴槽がいいな

◾️ロビー→ 8点 古いですが明るく清潔感あり

◾️備品→シャンプー・ボディソープあり

◾️ポイント→ 軟水、タイル絵、女将さん!

◾️スタンプ→ 湯船型 看板猫もいます!






 🍶立呑酒場デイジー


亀の湯の最寄駅は住吉駅ですが、帰り方面に近い駅の菊川駅に向かう途中にあるのが立呑酒場デイジーです



ここは立ち呑みとありますが、奥にはテーブル席もあるようです。ただし、先客はカウンターに3人のみ、ワタシも当然カウンターへ



さてと…

マルエフ生ポテサラをつまみながら





アツアツの揚げたてアジフライを待ちます


うん、フワサクッとしてビールには間違いないです!



あっという間にビールが終了したので、ホッピー



あとカニクリームコロッケ



割と大きくてクリームもたっぷり!


それにしても、通りに面した駅近という立地は悪くなく、揚げ物もちゃんと揚げてくれて別に悪くはないのに、何故かワタシの後には誰も来ず。気がつけばお客はワタシのみ…


あれ〜?おかしいな



若く大人しい店主が一人で営むお店


もうちょっとお客さんが入ってもいいよなぁ



◾️せんべろ度→ ◯ 飲み物は少し高め?

◾️味→ ◯ フライはホクッサクッ!

◾️サービス→ ◯ 悪くはないんだけどな

◾️ポイント→ 駅近でサクッと飲みに良し



 2024年5月12日訪問