♨️春の湯


サクラが一気に咲いて早くも散り始めたこの日、

行くならここでしょう、春の湯です



宮造りに加え、入口に自販機もないシンプルな佇まいが実にいいですねぇ


ワタシの大好きな東尾久の大門湯を思い出させます


この玄関、扉を開けたらやはり正統派の番台でした



そして脱衣所もすっきりとしています


横にはかつて池があったであろう庭があり、



その横にはトイレが…と思ったら、

便所と呼べるレトロな上に浄化槽がある和式でした!

でも結構綺麗かも



こんな場所だけに浴場にはペンキ絵があると思ったら、残念ながらそこは塗りつぶされていて絵はありませんでした



さて桶と椅子を取って…と思ったら、なんと桶は全て白ケロリン!幻のケロリン初期型で、ワタシはこれまで板橋と赤羽岩淵の岩の湯でしか見ていないもの。とても貴重です。



湯船は大きく3つ。広いバイブラエリアと座風呂ジェット、そして薬湯の深湯です。深湯には本物のレモンが沢山ネットに入っていて、爽やかないい香りです。これも東尾久の大門湯と同じ。いや〜なかなか落ち着きます


脱衣所に戻り周りを見ると、地元のオトーサンたちがゆっくりと着替えたり、黙って椅子に座って佇んでいたりします。皆さん、実にザ・昭和レトロ銭湯の常連さん!という雰囲気の方々。


更に驚いたのが、柱に掛かる柱時計が動いていたこと。振り子のガラスには、EIKOSHAの文字。調べたら、英工舎といって創業は大正5年、戦後間もなく無くなってしまった会社です。その時計が目の前でまだ動いているだなんて、これはなかなかスゴイ!



ただ残念なのが、番台に座る女将さんがお耳が遠いようで、色々話をお聞きしたくて話し掛けても気がついて貰えなくて、結局お話が出来なかったこと


でも、そんな無念さを忘れるほどの

レトロさが残る、奇跡とも呼べる、

春の日の春の湯なのでした





◾️フロント→ 8点 レトロ番台がいい感じです

◾️ロッカー→ 8点  こちらもレトロでシンプル

◾️お風呂→ 8点 比較的ぬるくゆっくり浸かれます

◾️ロビー→ 8点 さっぱりしてます

◾️備品→シャンプー・ボディソープあり

◾️ポイント→ レトロが満載!

◾️スタンプ→ 文字型





 🍶東大島もつ焼きセンター


春の湯から大通りに出たところにあるのが、その名も東大島の名を冠した、東大島もつ焼きセンターです



店内はほぼ満席でしたが、辛うじてテーブルの端が空いていました


お?ここも赤星、おいてました!



お通しのキャベツをつまみながら



とりあえず、レバー1号!

要はレバー焼きで、これで290円は安いな



注文はジャンボ串から、おすすめの大トロBIGホルモン(赤ダレ)と赤もつMIX(タレ)を!



確かにデカい!

並ぶと紅白のホルモン焼きみたいだな


これらは、ホッピーで味わいましょう



それにしても、この店の店長は日本人では無いようですが、お客さんから大人気なんです


ドリンクを奢られたり、帰り際のお見送りの際には一緒に写真に収まったりといった感じ

そんな店長がいるから、こんなに人気なんですね!




◾️せんべろ度→ ◯ レバー1号はおトク

◾️味→ ◯ ジャンボ串のホルモン焼きは美味い

◾️サービス→ ◯ 店長の対応が実にマメです

◾️ポイント→ やっぱり店長?



 2024年4月13日訪問