今回初めて台湾に行って色々感銘を受けましたが

そのうちの一つが建築です


日本の統治下時代に建てられたものなど、古くて立派な建物から新しいものまで、実に多様で素晴らしい建築に目を奪われました

今回は、そんな建物から台湾の魅力を探訪です



先ずはやはり寺院が美しく印象的でした

龍山寺



その極彩色に彩られた境内は眩いばかり



おみくじのやり方も面白いのです



二段階で占います




台北市の中心部には多くの古い建物が残っていて、東京でいうところの丸の内のようでしょうか


日本統治下に建てられたその建物たちの多くは、かつての日本人による設計のものでした


台湾総統府


設計者は、辰野金吾氏の弟子の

森山松之助氏長野宇平治氏

ここは現役の官邸、でも中の見学が出来ます




ちなみに森山松之助氏は

北投温泉博物館(旧北投温泉公共浴場)も

設計されています




台湾銀行


設計者は、野村一郎氏西村好時氏

日本統治下の帝国生命会社だそうです




中山堂


設計者は、旧台湾総統府営繕課の井出薫氏

今はホールとして使われています




國父紀念館


台湾建国の父、孫文の記念施設

こちらの設計者は、台湾の建築家王大閎氏




旧台北駅


1939年、こちらも日本人の宇敷赳夫氏による設計

台湾鉄道の歴史博物館になっています




新しい建築も魅力的です



台北ドーム


台湾野球もこちらで観られます



台北市立図書館

北投分館


2014年アメリカCNNが選ぶ世界で最も美しい図書館の第27位に選ばれたそうです




そして


台湾101




地上101階建です




古い煉瓦造りのレトロな街並みも魅力的でした



剝皮寮歴史街区





迪化街






淡水




台湾信用金庫



小学校も煉瓦造り!



そんな中で特に印象に残っているのが迪化街にある

郭怡美書店です





ここの素晴らしさは、建物の外観だけでなく、

ここを修復しながら以前の姿を残し



その昔の記憶を残す展示もあり




各フロアで異なる本の展示もとても魅力的で



(台湾を代表する映画監督 候孝賢の対談本)


カフェもあったり



読書スペースもありとなかなか充実



そしてなんと言ってもその復興の本が素敵で

思わず買ってしまいました




いやはや

台湾の建築は実に奥深く

そして素晴らしい!



皆さんも台湾に行かれたら、

ぜひ建築の視点で

街を見てみることもオススメします




さて、全7回でお届けした台湾遠征編は

これにて終了です

お付き合い頂き、ありがとうございました!