今回8年振りぐらいの海外で
初めて台湾に行って来ました
その中で銭湯の浴槽の石にも使われる、
北投石で有名な温泉地北投(Beitou)にある
台湾銭湯の瀧乃湯浴室に
行ってみることにしました
そう、
台湾にも銭湯があるんです!
新北投駅
北投へは台北中心部から電車で30分ほどのとても行きやすい山間の場所で、よく言えば小さな箱根といったところでしょうか
ここ北投は日本の統治時代に一大温泉リゾート地として開発され、昭和天皇も皇太子時代に行幸された場所
最寄駅は北投駅から更に支線で一駅の新北投駅で、そこから川沿いを歩いて5分程で到着です
お〜これが創業1907年の
瀧乃湯浴室か!
いい雰囲気だなぁ
周りをマンションやホテルに囲まれながら、ここだけ時間が止まったような雰囲気
階段を上がると、扉も無く正面にすぐフロントがあります
フロントでタオルとシャンプー、ボディソープは持っているかを聞かれ、入浴料150元(約680円)を払って暖簾(!)をくぐると、直ぐに狭い下駄箱があります
日本の銭湯では建物に入る時に靴を脱ぎますが、こちらでは脱衣所の前で靴を脱ぐんですね
その先には細長い脱衣所があり、フロントで貰った鍵のロッカーを使います
脱衣所の奥がいわゆる洗い場で、脱衣所との扉はありません。奥の壁側にホースシャワーが3つあり、ちゃんとお湯とお水が出るようになっています
髪と体を洗って浴室へ
大きな湯船が2つ並んでいます
でも手前の湯船にはほとんど人がおらず、奥の方に人が溜まり、左の壁側に座って休んでいる人たちがいました。なので手前に入ってみると、おっ熱いぞ!見上げた所にあるデジタルの水温計は46度となっていました。道理で熱い訳だ。ちなみに奥の方は43-4度でした
台湾の温泉には大きく分けて、白硫黄泉、青硫黄泉と鉄硫黄泉と3種類があるそうですが、瀧乃湯浴室の温泉は、その中でも珍しい強酸性の青硫黄泉
この青硫黄泉、実は世界では台湾と日本のみで入れるという貴重な温泉なのだそうです
ふと気がつくと、欧米系のお客さんがあつ湯にしっかり入っていました
よし!江戸っ子のワタシも負けてはおられぬ!
と思い5分近くは浸かってみます
ただこちらの温泉は強酸性のため、湯船に入っている時間は1回につき5分間を超えないように、さらに全体で1時間を超えないようにした方がいいそうです
壁側に座ってしばらく休み、水シャワーを浴びてまた湯船へ。これを3回繰り返して上がりました
入口脇には、週末だけやっているという
軽食コーナーがあり
その奥には足湯もありました
ちなみに男湯の隣側には2人用と5人までの
家族風呂が何室かあります
2人用の料金は1時間400元(約1800円)、
5人用は600元(約2700円)です
台湾銭湯、
なかなかいいじゃないですか
じゃあ、せっかくだから
もう一軒行ってみるかな
◾️フロント→ 8点 英語は通じます
◾️ロッカー→ 8点 鍵付きロッカーあり
◾️お風呂→ 9点 名湯のあつ湯!家族風呂あり
◾️ロビー→ 9点 外には足湯に軽食コーナーもあり
◾️備品→シャンプー・ボディソープなし
ドライヤー無料
◾️ポイント→ 珍しい強酸性の青硫黄泉です
◾️スタンプ→ もちろん無し!