東横線の朝も他線同様朝のラッシュを迎える。
日吉から乗り込むレジェンドは自慢の巨乳を揺さぶりながら電車に滑り込む。
レジェンドの持論で満員電車は押した奴も押された奴も悪くない誰もが平等であるべき聖地であると思っている。
今日もその体格と巨乳で満員電車に潜り込んだが、その圧倒的な圧力にレジェンドの背中越しに舌打ちをする不届き者がいる。
平等主義者が黙っている訳にはいかない。
すぐさま般若の形相で後方の輩に圧力をかけ振り向くと話が違った。
舌打ちの輩は手首まで全身タトゥーの本格派。
しかもレジェンドを上回る鬼般若でお出迎え。
危険察知能力にたけているレジェンドはすぐさま仏の笑顔で会釈。
鬼般若が自由が丘で降りるまで肘でグリグリされながら仏の顔を通すレジェンドであった。
どうやら世の中平等じゃないらしい。