ピアノ教材まとめその① 子供用教材編 | ピアニスト押切雄太&押切ピアノ教室

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札幌市在中ピアニストの押切雄太と申します。
ライフワークとして様々なピアニズムを研究しております。
札幌市手稲区にて押切ピアノ教室を主宰
https://oshikiri-piano.com/

ピアノ教材まとめその①

子供用教材編
楽譜の整理整頓ついでに主な使用教材をまとめてみました。

















1〜5枚目
ロシアメソッド系ピアノ教材

特に1枚目のはじめの一歩は手に入りやすく、よくまとまっており優秀です。3の指だけで弾くところから始まり、鍵盤上のポジションを固定せず、変化と歌心に富んだ最高の導入教材です。大人の方にも使用いたします。
楽譜をしっかり読む力もつき、初歩の段階から曲、音へのイメージ力が養われます。 

2.3枚目のピアノコスモスシリーズは多少古い感じがするところはありますが、歌心を大事にした大変良い選曲の教材です。はじめの一歩と似ている点も多く、最初1本指で童謡を学ぶのはとても効果的な指導法です。

4枚目は非売品となっており今やプレミア価がついておりますが、ロシアピアニズムを学ぶ、教える上でとても大事な要素が沢山含まれています。プロのピアニストでも1から学び直す価値のある本です。

5枚目の不思議な音の国はものがたりを進めていきながら無理のない身体の使い方、楽譜の読み方を学べます。伴奏音源等もネットで聴けます。多少癖は強いかも。

6枚目
ピアノひけるよシリーズ
こちらシンプルに使いやすく、知ってる曲が多いので子供に人気です。幼少期から弾き歌いを行うことで総合的な音楽能力が身につきます。
全て弾き歌いで人気の曲を中心に収められている、うたえるひけるシリーズだけを使うことも多いです。

7枚目
バーナムシリーズ
最近よく使うようになりました。短くて分かりやすいので取り組みやすいです。

8枚目
ワーク系
おんぷにかきこみ みにつくドリルは超優秀です。
音符の中に直接音を書き込み、それを演奏させることによって楽譜と鍵盤の位置関係をすぐに把握できるようになります。楽譜がスラスラ読めるようなるまではとにかくこれ。

できるたのしいはじめての楽典ワークも、こちら割と最近発売された優秀なワークです。ただ同じようなことを反復させるワークと違い、しっかり考えて本質から理解できるようになります。
ジュニアクラスの楽典ワークは小学校中、高学年以降から使用いたします。大事な内容が1冊にまとまっています。

基本的にはその子に合わせてこれ以外にも様々な教材を使用しますが、はじめの一歩を中心に組み合わせることが多いです。 

まだまだ教材研究は試行錯誤の段階ですが…
ロシア系の優秀な教材と日本の親しみやすい教材、アメリカ系の教材等を組み合わせて良いところ取りをすると非常に捗ると感じております。