「調査官が見ているもの②」(Vol.46) | 服部誠の税務調査マガジン

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税理士法人レガートの“税務調査ブログ”。(Vol.46



■「調査官が見ているもの②」


 前回から引続き、税務調査で調査官が見ているものを解説しながら、注意すべき点
を挙げていきましょう。
 調査官が帳簿・帳票類のチェックをしながら、同時にチェックしていることがあり
ます。


①経営者や従業員の発言
  数字をいくら眺めても、調査官は誤り発見することはできません。そこで、経営
 者や従業員にヒアリングしながら、端緒(誤りのきっかけ)を見つけようとするの
 です。調査官との会話も、余計なことを言うと痛い目にあうこともありますので注
 意が必要です。


②会社に余計なものを置かない
  調査官は会社に置いているものをチェックしています。具体的には、銀行からの
 贈答されたカレンダーがあって、その銀行と付き合いがなければ、「その銀行に隠し
 口座があるのでは?」と疑われるわけです。
  また、ゴルフバッグを社内置いている経営者の方もいますが、調査官からすれば格
 好のネタです。「社長、ゴルフが好きなんですか?」から始まり、プライベートのゴ
 ルフ代が経費になっていないかチェックされることになります。


③辻褄が合わないことはやらない
  法人で所有する車を、役員等がプライベートでも使用していると指摘されるケース
 が多くあります。実際には仕事での利用がほとんどで、たまにプライベート使用であ
 れば問題ないのですが、実態が主にプライベートと認定されると経費になりません。
  ここでいくら「ほとんど仕事で使っています!」と主張しても、車が常に自宅の駐
 車場にとめられているとか、仕事で使う理由がない、となってくると厳しい状況に陥
 るわけです。
  誰が考えても辻褄が合わないようなことは、税務調査で指摘されるものと考えてお
 いた方がいいでしょう。


④個人と法人を明確に区分しているか
  接待交際費などで指摘されることが多いのですが、経営者個人の支出が会社の経費
 に入っていないかは、絶対にチェックされるポイントです。
  「個人で負担している(法人で経費にしていない)飲み代・ゴルフ代もあって、そ
 れはこういう基準です」と説明できれば完璧でしょう。そこまではできなくても、ど
 の取引先と行ったのかくらいは説明できるようにしておきたいものです。



(つづく)



今回もお読みいただきありがとうございました。



税理士法人レガート 税理士 服部誠

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