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↑土曜日13:00頃の待ち時間。朝イチのほうが4時間くらいだったそうで、午後のほうが短かったみたいです。15:00には120分待ちだったし。

ネットでも話題になった凄まじき待ち時間、鳥獣戯画の時より長いかも?1ヶ月と短いからなぁ。鳥獣戯画は夜に見に行ったのですが、やっぱり3時間待ちでしたっけ。今回はGW前にいった人が金曜夜はほとんど待たなかった、と言ってたので油断してたらやはり長蛇の列再び。

でも、観に行って良かったです。入場制限してるせいか、内部は超混みというほどではありませんでした。まあ、掛け軸の下のほうが見えにくかったですけども。あと、野菜の巻物が、列になっちゃって諦めたけど。

気に入ったのはエッシャーみたいな超空間みたいな石峰寺。デフォルメされた人物はムーミンみたいだったし、シンプル建物の構図がエッシャーぽい。そばで見てた若い男の子達が、これジブリだよね!と盛んに感動してました。

若冲の絵って、学校の美術の教科書に豪華絢爛な雄鶏の図が載っていたせいで、若冲=雄鶏のイメージがあった私。鶏以外にも、雀とか鳥類がとても上手かった。あと、虫もすばらしい。植物はいわずもがな。朝顔と向日葵って面白い。雄鶏と紫陽花もきれい。紅葉の朱がすごくて。雪の描写では、溶けかかった動きのある雪の雰囲気とかが、特徴的でした。しかし、犬はなんかなー魚もなー水中にいる魚群のはずなんだけど、なんか空飛んでる鯛みたいに見えた。。。得手不得手があるんですかね。デフォルメ人物の顔の表情も多彩で面白くって。三十六歌仙なんて漫画だわ。

赤や青の原色きらびやかなイメージが強かったんですが、水墨画あるいはわざとモノトーンぽく色調を抑えたモダンな画風が今に受ける理由なんでしょうか?古典的ハデとモダン的地味。