
マグリット見に行くつもりが、ルーヴル美術館展(6/1まで)に行ってしまいました。フェルメールの「天文学者」初来日 これにつられたんですね。
ルーブルには 10年ほど前に 3日間通いました(今まで2回しか行ったことない観光旅行大事な1回)。 元々大量の作品数な上、ルーブルって 曜日によって 見られる部屋が限定されてたりするので 、1日ではとてもすまなかったのでした。
今回の展覧会は、風俗画をテーマに作品を選んできたそうで、ドレス好きの私には何よりでした。個人的に 気にいったのが 右下ので、黒のドレスにパールの飾りが好みに合いました。
目玉のフェルメール、サイズとしては小さいんですが、そこはやっぱりフェルメール、立ち止まらないような 観覧の仕方で 、流れ作業のように見る。きっと凄い人出だったんでしょう。金曜夜は雨だったので、待つことな見られたけど、まあこんなものかな。 明るい色合いなのか 、それとも時代のせいなのか、ほかのフェルメールの絵よりもちょっと白っぽい印象を受けました 。ポストカードやカタログの写真は、何か妙に色がはっきりとしていてイメージが違う?自分用のお土産に買ったマグネット、これが一番色が再現されているような気がしました。
他では、昔のローマ時代とか から作品群あありました。ローマ時代の壺に書かれた婦人室内の絵は、とってもおしゃれで今でも通用するようなデザイン。
中心は、15世紀ぐらいから 19世紀までかな?珍しいとこでブリューゲルの逸品。「物乞」は美術の教科書でもみかける馴染のなんですが、ずっと松葉づえついてる人の背中についているものが何なのかなー思ってたんです。今回、狐のしっぽと判明。寓意?諷刺?がこめられていそう。ブリューゲルの絵って、綺麗とかは思わないんだけど、どうしてだか、すごくを引き寄せられてしまう。目が離せない。 昔の絵に思えないんですね。時代を超える何かがある。
また、ドラクロワ、フラゴナール、ブーシェ、ティツィアーノ、ゲーンズバラ、ルーベンスなんかも1、2枚ずつあって、私としては目一楽しめました。 コンパクトに揃えた感じ 。
観光客なのか、 日本に住んでる外国人なのか、結構、外国の人もいました。どう見ても観光客って感じでフリータイム中な中国人の方々も。
職場の中国の人によれば、中国からフランスのパリにはビザがないといけないので、結構憧れだそうな。これは日本国内に住んでいる中国籍の人も一緒で、ビザがおりないと行かれない、 なかなか行けない憧れの地
なんだとか。ビザなしで行ける、日本のパスポートがうらやましがられてしまいました。