
やっと、竹むらに来れた。。。去年はいつも若い男の子が多くいて?、冬場に行けなかった。今年は寒いわ、雨はふるわでなかなか来れず。やっと、今日、粟ぜんざい~

私の大好きな池波正太郎が好きな粟ぜんざい。冬場しかお店にでない。あげまんじゅうが有名だけど、私は粟ぜんざい♪半ごろし(五分づきね)の粟にあつあつこし餡。口直しの山椒の漬物?味もこしらえも変わってない。ちょっと量減ったかな?でも、年取ったからいいや、値段も昔のままだもの。ここでは入るとすぐ供されるのは、お茶ではなく桜を浮かべた風流なもの。お店の佇まいも昔と変わらず、ほっとする。

ところで、粟ぜんざい食べてた時、となりは4人組の若い男の子たちでした。そのむこうは白系統ロリータ娘が二人。昔は見なかった客層なので、珍しいとおもいつつ、若者が甘味屋に増えるのは店存続のため喜ばしいなんて思ってたんですが。。。会計の時に、店主の人が「ラブライブ」というアニメのヒロインの実家設定になったら、若者が聖地扱いし、それ以来、来客急増したんだとか。特に去年3月くらいから。どうりで。その頃、すごい混雑してはいれなかったわ。
ここのお店では、あげまんじゅうが有名で、食べログやら本にも載ってるんですが、夕方5時半くらいまではいつもあった。けど、今は平日で2時、土日はもっと早く売り切れちゃうんだとか。ビックリ~どうやら、アニメ内でもあげまんじゅう売ってるようです。そして、秋葉原いった男の子たちは、神田明神をお参りし、竹むらであげまんじゅう食べるのが、今時の聖地巡礼だそうです(店主の説明)。
店主さん
「いやあー前は、いっちゃ何だけどうちに来るお客さんは年輩の方が多くてねぇ、池波正太郎先生のファンが、山の上ホテル(池波正太郎の常宿というか愛用品が飾ってあったりする)へ行くとき寄ってくれてたりしたんだけどねぇ」
そう、昔から聖地ではあったんです、私もそう。あ、20代の時から行ってましたよ!
店主「正直、こんなに若い男の子が甘いもん食べると思わなかったですよーあげまんじゅうは、1つ1つ手作りなんで、数に限りがあるからねぇ、なくなっちゃって(買いに来てくれたのに)悪くてねぇ」
そういや、隣の男子達はあんみつだったな。
店主
「土日はもう、早い時間からすごい数の人がこられるんですよ、ずっと去年かた続いてて途切れない。ありがたいんだけど、ちょっと体が追いつかなくって」
店主、お疲れのご様子。アニメのおかげとはいえ、美味しくなかったら千客万来にならんだろう、大混雑するの美味しい証。ここで粟ぜんざい食べて、お土産にあげまんじゅう買って帰るのが従来のコースだったんだけど、仕方がない。お客が細って店が消えるよりいいもの。店主さん、お身体いたわって、無理ないように続けてね♪
お店を出たら、いかにもアニメ聖地巡礼な男子が2名。「げぇ!もうあげまんじゅう売り切れだってよ!」「せっかく来たのになーどうする?」
立ち去りがたしな子達に、おばさん(私)がアドバイス。
「今日は2時に売り切れたってよー」
「マジですか!」
「そうよ~店主さんが言うには、それでも土日より残ってたほうなんだってサ」
「ええええ~」(2名でハモる)
「でも、せっかくだから粟ぜんざいとか食べて行ったら?鬼平犯科ちょう書いた池波正太郎が大好きで有名なんだよ、むかしから聖地なんだから。通ぶれるわよう、ふふふん。あんみつも美味しいよ。室内の階段よかアニメ通り(店主さん)だってよ」
「ヘエエーそっすね!」
2名は、ニコニコしながらお店に入って行ったのでした♪