交番のおまわりさんが言うには
「我々も、事が起きた時、携帯電話番号から氏名住所を知ろうとしても出来ません。殺人事件とか麻薬とかは別扱い(専門部署だったり警視庁扱い)なんですよ。だからサイト側が割り出して訴訟起こすとか、第三者に債権を売却して債権回収業者が出向くなんてありえない。」
という心強いお言葉でした。ドラマみたいにすぐ割り出す訳じゃないのね、殺人は別扱いだけど、これワンクリック詐欺だもんね。

そう、個人情報の扱いって大変です、違反すると厳しい結果が何年も続く。。。。なので、流出するにはかなりハードルが高く、ワンクリック詐欺のせいぜいが20万円のおカネだと、個人情報特定する手間賃の方が高くてペイしない。

消費者生活センターからのお言葉
「電子消費者契約法等、2つの法律で守られている。例え画面に有料とか書いてあっても、消費者本人が認識してなければ(見えなかったのは理解してない、知らないになる)、契約にならず錯誤になる。」「裁判になったとしても勝ちますから」

2つとも具体的で安心できるコメントでした。当事者の彼女も落ち着きを取り戻したかんじ。

彼女が弁護士携えて乗り込もうと、敏感に反応してしまったのは、悪徳サイトからの退会依頼メールについての内容に、『期限内に払わないと第三者の債権回収業者に債権を売却する』という脅し文句だったらしい。

相手特定出来てないのに、債権の発生しようがないんですが、あわくってたからねー私と話し込んだり、交番行ったりと、3時間たった頃には、冷静になってポツリ。

「私も年取ったものね、30代の頃はこんなの歯牙にもかけなかったのに」
う~ん、年のせいではないと思いますぅ、昼食のパスタの時、余った白ワイン飲んだって言ってたよね?だいたい毎晩飲んでるし、同僚だった時もランチビールとか良くやってたよね~酒豪なんですが、もし年のせいというならば、アルコールのまわりが早くなったんじゃあ。。。と思うけど、言わない。彼女の唯一のリフレッシュらしいから。でも、せめてスマホいじる時は老眼鏡かけるか遠近両用コンタクトにしなようー

さて、問題の悪徳サイトですが畳み掛けるように大量のメールがくるかと思えば、そうでもなかったらしい。ポチポチのよう。でもいちいち中身見るのは、精神的に良くないんじゃね?

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ーこういうメールが1時間に一個くらいくるみたい。メール連絡つく相手に一個一個メールしてるみたい?夜中の3時~午前9時までは何もなし。2日目からは午後5時以降もなし。スパムメールとかだと、プログラム使ってやたらと大量に来るのとは違うようですねーあくまで氏名住所電話番号や年齢等を収集し、リスト作ってヤバイやつらに転売するのが目的と思われます。

そうそう、消費者生活センターへは、悪徳サイトの電話番号と名前、悪徳行政書士のも電話番号と名前を、伝えました。抜かりなく。

消費者生活センターでは、氏名を尋ねても名字だけ、住所も細かくではなくせいぜい町名まで(都内は広いのでわかんない)、年齢もおおまか。詳しく聞かれるのは、どういうルートでそのサイトへ行っちゃったか、料金とか規約の頁を見掛けたか、何をしたら料金発生の画面になったか、という事を微に入り細に入り聞かれます。これは、どういう課程で起こるかを、集計してるんですな。安心していい。変に恥ずかしがらないこと!

個人的に思うのは、こういう例はたくさんあるわけで、なかなかお金が吸いとれる確率は低いんじゃないのかな?という点。お金儲けって効率ですからね、無視が一番、なんてあちこちで言われてたら、連絡しないからなしのつぶてじゃないかと?でも数打ちゃ当たる、ですって。現に知り合いは電話しちゃった訳で。。。。そうなると、馬鹿にできません。いつ自分だって陥るかもしれない。

そんなわけで、ここにおいで下さってる皆さまにこんな事ありましたー自分ダイジョブ思ってても、何かの弾みでやっちゃうかもしてない、でも退会とかメールとか電話しちゃダメですよ!というものでした。

その後どうなるのかわかんないけど、何かあったらまた書きます。何もないといいんだけど!月曜も終業後の一時、スタバでお茶しつつ、一緒に問題メールのタイトルみるので潰れた。。。スタバのジンジャーブレッドラテ奢ってもらいました。。心配事あると、一人だと不安なんですね、私だって他人事に思えません。