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上野の西洋美術館のリング展に行ってきました。橋本コレクションとかで、バブル期1989~2002年までに集めた指輪。エジプト等紀元前のものから中世、ルネサンス、バロック、ロココ、リージェンシー、ロマン、ウ゛ィクトリアン、アールヌーボー、アールデコ、現代まで様々な時代様式の指輪が勢揃いしてました。

時代別に並べてありますが、飽きないよう、ところどころに違う時代のだけど、これは凄い!みたいなめぼしいデザインを並べたり、テーマ毎(結婚とかスタイルとか時代性とか宗教・神話とか)に並べてあったりと工夫されとります。ちょっと指輪の石がまるで見えないよ、鏡つけてほしい、という展示もいくつかありましたが。。。。全体としては良かったです。あのディスプレイって一人がトータルに行ったのではなく、複数でやったのかな?統一性が見えない??のがたまにきず。

でも!最終の部屋に神戸ファッション美術館のドレスが360度見える形で飾られていたので、もう私は狂喜乱舞でありました♪ロココ、リージェンシー、ロマン、クリノリン、1875年ものバッスル(ここ大事)、アールヌーボー1905年ドレス、ポール・ポワレ、シャネル、スキャパレリ等のドレスが飾ってあったんですよーいやもう嬉しかった!バッスルみるの久しぶり~

一枚目画像は18世紀おそらく後半のもの。群青色のガラスにダイヤで星がちりばめられ小さな真珠で囲んであります。とってもモダンにみえました。

二枚目は19世紀前期のダイヤがぐるりとめぐらされたもの。キーパー・リングあるいはガード・リングとよばれるもの。結婚指輪や婚約指輪を守る目的でつけられたそう。これって今エタニティ・リングってあるのと全く同じ?!19世紀初めに流行したと記されてましたが???(19世紀前半と初めじゃ随分開きがあるなーとちょっと疑問)目新しいデザインじゃなかったんですね、ふーん。

三枚目は1875年バッスルのドレス。白の絹オーガンジーに青いリボンが格子状に織り込まれたもの。これミニチュアで作りたいな・・・・久々にミニドレス魂が揺さぶられます。まだ作る気がでないんですが。

四枚目はなんと1950年頃のカメラ内蔵の指輪。ロシアのスパイが使用したといういわれ付き。4mm四方のネガ8枚が撮影できたって。007のようです。このコーナーのは1800年頃の時計指輪や万華鏡付き指輪とか、ウェラブルな指輪がありました。

カルチェの三連リングがジャン・コクトーのためのものだとは思わなかったーびっくり。1918年だっていうからアールデコなのね、それも知らなかった。1980年代に流行りましたねー実は私も1つ持ってます♪1993年だったか、清水から飛び降りるつもりで、手取り給料の半分以上でしたが、いまだに古びません。ちょっと重いんだけど・・・・・もっと大事にしよっと。唯一のカルチェ。