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ゆうべは日比谷で1954年のゴジラをみてきました。思ったよりかなり面白かったです。日比谷シャンテの前に、ゴジラの立像までありまして、二枚目の写真がそれです。私の前に男性陣数人がゴジラ立像を背景に記念撮影してました。18:15の回は約50人、女性は4人と少ない・・・・白髪おじさん達がたくさんきてて、見終わった後にこの像の前で集団で記念撮影したり、お互い撮りあったり、行きずりのゴジラファン女性とツーショットしてたりしてました。なお、最後の回20:30は、女性も外国人も多く、二百人の劇場は一杯でした。

観終わって思ったのは、ゴジラってもしかして東京大空襲した米軍の変化?という感想です。それまで、ゴジラは米ソの水爆実験の被害者なので反核的イメージがあったのです。しかし、今回みたらゴジラの圧倒的な力=米軍みたいで、それをやっつける必殺兵器オキシジェン(ト)デストロイヤーと特攻する芹沢博士、という図式がうかがえました。終戦から9年、サンフランシスコ講和条約結んだといえ、国際連合の加盟前、やっとGHQ検閲がなくなり、ちょっとスカっとした怪獣もので、気分を晴らしたかったのでしょうか?本多監督は「(反核や反戦の)意図は特にない、キングコングみたいの作ってわぁっていわせたかった」的なことをインタビューで答えていたのを読んだことがあります。

東京が燃えるシーンが白黒なのにすごい迫力でした。芹沢博士の黒い眼帯は、戦争時のもので、「戦争さえなければ山根先生のお嬢さんと一緒になって(幸せに)」という台詞がありました。他にも「長崎の原爆から生き残った大切な身体」とか、隅々に生々しい台詞に戦争の爪痕を感じました。

名作は時に作り手の意図を超えていくことがあるとか。シェイクスピアの「ウ゛ェニスの商人」のシャイロックにスポットをあてて、虐げられるユダヤ人をテーマに演出したりとか。ゴジラもそういう名作になりつつある、というのは身贔屓かな?

三枚目の写真は2014年ハリウッドのGodzilla仕様のドリンクカップ。メタボなゴジラときいてたけどほんとにメタボだ・・・首がない。夏気分にゃちと早いのですが、仕事場のいやし?に購入。しかし見終わった後にボトルキャップの元祖ゴジラ(戦後の物のない時代だからスマートなの)を発見。こっちのほうが良かったー諦める選択肢はなくこっちも購入。プログラム買わなかった意味がないーそんなわけで私の夏はゴジラ!

世間はW杯一色。でも今日明日と仙台で羽生君の凱旋公演がーしかもジョニ子はじめとするそうそうたるメンバーに加えてプルシェンコ様までが登場するという・・・まさに男祭!だけど仙台放送のみなんだよねーフジテレビでやってくれないかなーと自宅からフジテレビに放送お願いサイトで希望する私。プルシェンコ様、羽田空港で数々の女性ファンのお出迎えでご満悦だといいなあ。雨の中の銀座松屋前でのショットもカッコイイ。

かように脳天気なほど平和を楽しんでいる週末です。