お疲れ様でした、日銀総裁を5年間も、それも未曾有のクライシスに直面したといってもいい、この五年間。誰もが嫌がってなってくれなかった日銀総裁に、犠牲的精神でなってくれたとしか見えなかった。日銀の良心と私は呼んでました。週刊誌にはダメダメ的にかかれてるけど、金融、特に債券関係者は、白川さんがとっても良心的かつ適正な対応をしていたとわかっているのではなかろうか。エール大のナンチャラ教授とかさ、学者連中は言いたい放題だけど、机上の理論はいいよね、不測の事態がないんだから。現実の難しさってのは、学者のあーだこーだでははかれませんよ。

さて、新総裁黒田氏の方策は、買いオペ対象債券の償還期限の拡大?延長?対象をよりリスクのあるものに適用拡大する等、ある程度推測されるけど、財政ファイナンスを疑われるようなことだけは、止めてほしい。具体的には日銀券ルールだけは防衛ラインとして守って欲しいの。