7月は脱水症状に悩まされたので、それをブログにしようと思ってたんだけど、あまりな円高で、こっちの話題をば・・・

スタンダード&プアーズという格付け会社が米国債をワンランク引き下げた。これまで最上級の格付けだった米国債が、そうでなくなった、ということなんだが、格付け会社自体も気になった。米国には主だった格付け会社で、スタンダード&プアーズ、ムーディーズ、フィッチなどがある。なかでもスタンダード&プアーズとムーディーズは双璧。けれん味というか、なかなかドラマティックな格付けをするのがムーディーズで、スタンダード&プアーズはその名の通り標準的というか固めな格付け評価をする会社、といわれてた。そのスタンダード&プアーズが~えーびっくりーってところだ。しかも要因は高齢化対策費用が将来のしかかるから、という点だからまさしく見たくないところを見せられたかんじ。ちなみに、いわゆる機関投資家は格付けによって持ち分を決めていたりするので、AAAなら資産の5割もっててもOKだけどAA+だと4割しかもっちゃいけない、なんて内部取り決めしているところがあるので、格付けを引き下げられるというのはそれだけで市場に影響する。米国債となれば世界的に影響する、というかすでにしてるわな。

でもって円高。震災、原発といい、管政権の迷走といい、日本国民としちゃなんでこんなに迷える国の通貨を買うの?って気がするけど、ギリシャ問題かかえるユーロ、格下げされた米国債のドルと比べたら、技術高くかつ人心が安定してみえる日本は、安心できる投資先というか避難先にみえるんだろう。イギリスじゃあ警官による銃殺事件きっかけに暴動起きちゃってるし。そういう意味では、日本で暴動ってほとんどないしねーそれに日銀が円売り向かうから、相手もいるし?G7の各国中央銀行は、口先だけで(自国で手いっぱいぽい)、震災直後の時みたいに協調介入して来てないから、本気の度合いでみてなめられてる。投機的にも、安心からみても、円高になっちゃってる感じ。

白川日銀総裁、ふんばってくれーあなただけが頼りだよ。みかけは頼りなさげだけど、旧大蔵省や政府とまっこう対決する胆力の持ち主なのである。たんたんとしたしゃべり方も好きだ。

ただいま午後2時45分・・暑い・・・・くぅぅ。7月中旬から下旬にかけて、私は脱水症状で10日間で4回も点滴しちゃいました。それくらいショボくなっていたというか・・・皆さまもご用心!

それにしても今年の甲子園は一回戦から目が離せないー好試合、接戦が多いのだ。つい見ちゃう。