円高とミニチュア・ショー
今年の東京インターナショナル・ミニチュアショーは終わった。はふぅーちょっと虚脱感に浸ってみたり。
このショーはタイトル通り、インターナショナルなんである。どうインターナショナルかというと、欧米のディーラーが参加している。例年は韓国や台湾のミニチュア作家さんも来るのだが、今年はキャンセルとなった。理由はいわずもがな。
今回の海外ディーラーのお値段をみて、つくづく円高を実感した。数年前は2000円だった品が、今年は1500円!1ドル100円換算なのは、ご愛嬌だ、お釣りの心配もあるが、計算が楽だもんね。中にはこの10年来レートを変えてない海外ディーラーもいて、1ドル140円換算だったので、ちょっと驚いた。日本人への販売価格3500円だけど、ドルでは25ドル表示。計算したら、ずいぶん差額がある。儲けというよりも、計算が面倒臭い、という理由だと思いたい。
さて、私の出品はアクセサリーと帽子のミニチュアだが、帽子は海外ディーラーともろに被る。去年も円高で、海外ディーラーの帽子が日本円で安く設定されていたので、今年もそうなるだろうと思っていたら、案の定であった。かつては、海外ディーラーの帽子の販売価格は2000円以上していた。私の帽子は1400円ー2200円設定だったので、割安感があった。しかし、去年からは私の帽子価格はむしろ高いくらいになってしまったのだ。このあたりの関係は、日本の輸出業者が円高で泣かされるのと同じである。
では、こういう時どう対処するか?方法は2種類ある。
1。値下げして対抗する。
2。他とは違うオリジナリティで差別化をはかる。
1の値下げには限界があり、私の帽子価格設定はギリギリのところなのでできなかった。2のオリジナリティ、つまり独自性で余所ではないものを打ち出すしかない。私の帽子のうち、19世紀中頃のボンネットは、出展者のなかであまり見当たらないので、ボンネットに独自性を打ち出した。あとはバラを巻きバラではなく、コサージュ仕様(手染めしたり、コテあてたり)にしたり、手間をかけたりと・・・・まー、本場ものに対抗するのは大変であるー
ショーの日本の参加者と円高の話をしていて、シカゴのミニチュアショーで販売価格に円高をどこまで盛り込めるかで、かなり悩んだそうな。
この円高はどうなるのか?日本における災害、原発の行方、政局の混迷、どれみても日本円を強くする要素には思えない。しかし、米国の雇用状況が改善されないと、止めたはずの金融緩和をするかもしれない、そうしたら円高ドル安だーというのが、市場参加者の見通しなんである。日本は輸出立国だから、米国の雇用が改善されない限り、円高に苦しむ可能性が高い、ということなのだ。
なーんてことを、ちょっと考えさせられる意味で、やっぱりインターナショナルなショーだったわ。
今年の東京インターナショナル・ミニチュアショーは終わった。はふぅーちょっと虚脱感に浸ってみたり。
このショーはタイトル通り、インターナショナルなんである。どうインターナショナルかというと、欧米のディーラーが参加している。例年は韓国や台湾のミニチュア作家さんも来るのだが、今年はキャンセルとなった。理由はいわずもがな。
今回の海外ディーラーのお値段をみて、つくづく円高を実感した。数年前は2000円だった品が、今年は1500円!1ドル100円換算なのは、ご愛嬌だ、お釣りの心配もあるが、計算が楽だもんね。中にはこの10年来レートを変えてない海外ディーラーもいて、1ドル140円換算だったので、ちょっと驚いた。日本人への販売価格3500円だけど、ドルでは25ドル表示。計算したら、ずいぶん差額がある。儲けというよりも、計算が面倒臭い、という理由だと思いたい。
さて、私の出品はアクセサリーと帽子のミニチュアだが、帽子は海外ディーラーともろに被る。去年も円高で、海外ディーラーの帽子が日本円で安く設定されていたので、今年もそうなるだろうと思っていたら、案の定であった。かつては、海外ディーラーの帽子の販売価格は2000円以上していた。私の帽子は1400円ー2200円設定だったので、割安感があった。しかし、去年からは私の帽子価格はむしろ高いくらいになってしまったのだ。このあたりの関係は、日本の輸出業者が円高で泣かされるのと同じである。
では、こういう時どう対処するか?方法は2種類ある。
1。値下げして対抗する。
2。他とは違うオリジナリティで差別化をはかる。
1の値下げには限界があり、私の帽子価格設定はギリギリのところなのでできなかった。2のオリジナリティ、つまり独自性で余所ではないものを打ち出すしかない。私の帽子のうち、19世紀中頃のボンネットは、出展者のなかであまり見当たらないので、ボンネットに独自性を打ち出した。あとはバラを巻きバラではなく、コサージュ仕様(手染めしたり、コテあてたり)にしたり、手間をかけたりと・・・・まー、本場ものに対抗するのは大変であるー
ショーの日本の参加者と円高の話をしていて、シカゴのミニチュアショーで販売価格に円高をどこまで盛り込めるかで、かなり悩んだそうな。
この円高はどうなるのか?日本における災害、原発の行方、政局の混迷、どれみても日本円を強くする要素には思えない。しかし、米国の雇用状況が改善されないと、止めたはずの金融緩和をするかもしれない、そうしたら円高ドル安だーというのが、市場参加者の見通しなんである。日本は輸出立国だから、米国の雇用が改善されない限り、円高に苦しむ可能性が高い、ということなのだ。
なーんてことを、ちょっと考えさせられる意味で、やっぱりインターナショナルなショーだったわ。