相棒劇場版Ⅱ

珍しくも映画のお話。

水曜日に相棒劇場版Ⅱを見てきました。Ⅰのほうが全くもってつまんないシナリオだったので、水谷豊演じる右京さんがすっごく気の毒に見えたんですがー今回は千円なら二回みてもいい！と思える出来上がりでした。

しかしなぁ、あそこまで出しつくしちゃったら、今後のＴＶドラマ版がつまらないんじゃないかって思っちゃうくらいー色々てんこ盛りで、飽きなかった。まあ、輿水さんが脚本に入ってるので前よりはずっといいだろうとは思ってたんだけど、予想外に良かったわー盛り込み過ぎるのも輿水さんの味と思えば。。。戸田山さん脚本の回ってそう多くみてないのでどこまで絡んでるのかがわかんなかったけど。今回の右京さんはきっちり右京さんしてて、良かったわー神部君はなんか亀山君化してたのが気になった。及川カラーにはちょっと不向きな感じだと思うのは私だけだろーか？？？

ＴＶ版でも輿水さん櫻井さんの脚本の回は大体おもしろかったし、人間関係も人間観も複雑で、視聴後にいろいろ考えるんで、楽しみにしてたんですね。正月ＴＶ特番のは期待外れだっただけに、嬉しい誤算だったです。

ところで、宇津井健って、私の中ではずーっと良きパパ的イメージの濃い役者さんだったんです。岸部一徳みたいに良さげだけど悪そ、って雰囲気をかもせる役者さんは少ないけど、果たして宇津井パパにできるのだろうか・・・不安じゃーＴＶ版。そういえば、岸部一徳は「秘剣　鳥刺し」でも似たような役どころで、似たような退場の仕方だったっけ。本来はギタリストだったのに、良い人が実は悪い人ーだけどそれだけじゃない、という味のある役者さんだなぁ。