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暑中お見舞い申し上げます。
暑い日々が続いておりますが、ドレスやミニチュアを愛する皆様、いかがお過ごしでしょうか?

前回更新日から気温は急上昇、いやー21日連続の30度越えとは・・・熱中症、脱水症状、きをつけなくては!
かくいう私は7月にひどい風邪をひき、2日間も勤め先を休みました。職場に電話したら、上司の第一声はひでぇ声だな、こなくていいぞ。そう、うつしたらヤバイのです、なので風邪ひいたら必死に養生するわけですな。土日もふくめたら4日間も寝込んだ私。。。。夏かぜをひくのは○○の証拠といいますが。。。うう、証明してしまった。しばらく音信不通な状態に気付かず、友人から電話や手紙がきてしまった・・・理由は想像してください、とってもおばかなことを知らないうちにやってました。不安にさせてしまった方々、心配してくれた人たち、すいませんでした!なんとか生きてます~

さて、そんな暑い日々なにをやってたかというと、海外ネットオークションで気温よりさらにアツく燃えておりました。
夜中というか明けがた3時半に起きてオークションやってたわけですよ、これをおばかといわず何といおう?
この画像はそんな苦労のすえに、落札した1877年もののla mode illustreeの一年本。海外のオークションはなかなか大変です。言葉が通じない(フランス語でした)、慣習が違う、時差がある等など。もちろん、競ってたりしたらお値段だって大変なことに。幸い、今回の本は自分で決めていた予算内で落ちたのですが、ラスト5秒で参戦してきた余所の人がいたりして、ヒヤヒヤドキドキでした。ヤフオクとちがい、ebayは時間延長というのがないんですねーだからPC機能や回線の速さなんかでも変わってきます。何度ラスト5秒で泣いたかしれない・・・そう、朝の4時とか3時とかにネットオークションするのは今回がはじめてではないのでした。あれ?もしかしたら、この時間帯で競り勝てたのってはじめてかも?えっへっへ。

そんなにまでして欲しかった理由は、このカラー口絵。アナイス・トゥードゥース画の子供服♪2008年版文化服装のカレンダーの表紙絵と同じのが入っていたからです。子供服は年間4枚くらいしかないので、とっても貴重品。文化服装カレンダーのほうが原画をもとにしてるので、発色も細部もずっといいんですけどね。合計43枚のカラー口絵があったので、がんばってしまったわけです。でも本当は年間52枚あるので、9枚は無いんです。届いた本にはカッターらしきもので切った後が何箇所もあったので、失われた9枚は別に売り出されたかしたのでしょう。子供服も2枚あったみたい、見たかったなー1870年代は私がもっとも服装史では好きな時代。一番すきなのは1870-1875年なんだけど、1877年も好き♪ミニチュアでドレストルソ作るのに適したデザインと個人的には思ってます。人形の館のトップページの画像も1877年8月5日号のもので、どうやら避暑?らしく海岸みたいですね。海なんてもう何年いや何十年?いってないんだ??

アナイス・トゥードゥースはこの時代のファッション画家コラン3姉妹の一人で、日本人によく好まれるらしい?画風みたいです。彼女は娘のイザベルもファッション画家で、親子してla mode illustreに描いてました。コラン3姉妹の一人、エロイーズ・ルロワという人のほうがフランスでは有名らしく、フランス語のウェブにはアナイスより多く記事がヒットしました。たぶん、彼女の息子がたくさんドレス資料を寄付して今のガルニエ美術館の基礎になったためと思われます。なお、アナイスがもっとも力を入れて描いてたのはル・フォレ誌らしい。ル・フォレは月刊誌だったみたいで、私は海外オークションもウェブ古本屋でも、みかけたことがありませんです。la mode illustreeは週刊誌だった上に、発行部数がたくさんだったせいか、欧米カナダの各オークションでみかけます。意外やイタリアのebayに結構ありました。イタリア語が読めて、片言でも書けたら応札するのになぁ!そう、私は世界各国のオークションサイトで、la mode illustreeを探しているわけです。去年の7月下旬に落札したのが最高のものだったんですが、ビギナーズラックが忘れられないわけですよ。最初がよかったんだからそれでやめときゃいいのに、その後も続けてたら、かなりいろんな失敗しました。海外オークションって意志の疎通が難しい上に、ヤフオクみたいに細やかな写真なんて掲載してくれませんから、かなりな賭けです。あたるもはっけーな感じ?やられたー!ってことも複数回ありまっせ。