
特筆すべきは、この中山画伯、ご自分でアンティークドレスのコレクション、それもハンパな数ではない量をお持ち。今回出展した絵からみても30着はあるな・・・・なお、催事場にはドレスも展示されてます。私の目的はこっちなの♪ごめんね、画伯。でも図録もポストカードも便せんもクリアファイルも買ったから!!
さて、出品されていたコレクションのドレスは古くは1865年クリノリンのイヴニングドレス、新しくても1905年くらいのレセプションドレス。これがまーどれも保存状態が素晴らしい!文化服装学院やKCIよりも状態いいんじゃ?なモノでした。ただ、惜しむらくというか、コレは好みの問題なんですがー画伯の好みは典型的日本人らしく、シンプルイズビューティホー?な感じで、わりとあっさり目なドレスばかりでした。ま、ね、アールヌーボー時代はシフォンや繊細なレースで飾るので、ヴィクトリアンちっくなゴージャスというよりかは、優美さ繊細さを求めたドレスだから、そう見えるだけど。でも、繊細で華奢なつくりの数数の装飾は、もうもう、目をいくら近付けてみても見あきない~かなり間近で見ることができて満足でした。あと、1830年代のボンネットとか、1900年ごろの扇子や帽子やアクセサリーなんかもありました。こっちも見ごたえ十分♪ロココな18世紀の衝立もよかったなー画伯ってば家具調度、アクセサリーもアンティークを集めて、その中で描いてるんですね、すっごいわ~
この展覧会は4月7日(最終日は早じまいですのでお気をつけて)まで。4月6日までは18時以降半額だそう。明日もいっちゃおっと。