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木曜日に銀座でフェアを開かれているエンジェルコレクションさんに、お願いしていたブツを引き取りにうかがった。もちろん、今回入手されたというすんばらしいレースの数々と、ファッションプレートを拝ませていただくのも最大の目的の一つ♪いやーすばらしかった・・・特にホワイトワークのレースとまごう緻密さ、アルジャンタンレースの六角形のグラウンドのボタンホールステッチの細かいこと・・・ものすごい差品々ばかりを見てしまった後、いつもはステキーでも手にするにはちと値段が。。。なんていってるブリュッセルレースとかがですね、なんかこう、物足りない感じになってしまったんですよ。いやーすごかった。。。

さて、ファッションプレートはどこにあるかーと思ったら、あるある!子供ばかり6、7人が遊んでいるシーンのファッション・プレート!!すっごい可愛いのであった・・・・年代的にはおそらく、1871年から1873年のどこかと、1878年前後のものが一つづつ。ラ・モード・イラストレにしてもラ・モードにしても、その他のファッション雑誌にしても、子供だけのファッション・プレートというのはとっても珍しい。まあ、家庭のミセスあるいはヤングミセス中心が対象だったらしいので当たり前かもしれないけど、私の手元の例でいうと、1875年は52枚(年間約52冊発行されていたらしい)あったうち3枚しか、子供だけしかなかった。画像はそのなかの一枚。夏のシーンなんで特別寒い今日には季節はずれだけど、可愛いのです。

子供と大人の組み合わせもそう多くはない。一番多いのは女性2人組み。両方イブニングドレスのこともあれば、両方とも散歩服のケース、また片方室内着で片方お出かけ服というケースもある。たまに3人以上のもあり。あと必ずあるのが、ウェディングシーン。片方が花嫁で片方がブライドメイドらしい。もう一つ必ずあるのが、10歳くらいの女の子の聖体拝受式のドレス。いわばカトリックの七五三のような儀式らしく、10歳くらいの女の子達は教会で小さな花嫁衣装を着て儀式に臨むんだとか。男の子はどうするんだろう?そういや見かけないなあ・・・・この儀式、現代ももちろんあり、春になるとこの儀式用の小さなウェディングドレスをあちこちで見られるらしい。もちろん、親戚とかへのお披露目のパーティもあるとか。女親にもたまらんだろうなあぁ。男親は別の意味でたまらんかもしれんが・・・